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爆釣!ワカサギ釣りin糠平湖レポート 2020

ゲストライター

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まだまだ正月気分。祝日明けに「仕事したくない」とボヤいていると友人T田氏からワカサギ釣りのお誘いが。いい社会人が、そんな平日の急な誘いに行けるはずもなく……。

今シーズンの糠平湖は
ワカサギの魚影↑↑↑

ところ変わって、ここは上士幌町・糠平湖。
今シーズン糠平湖のワカサギ釣りはすごく調子が良いらしい。ダメなシーズンは本当に「全然釣れない」らしく、ワカサギ釣り初体験の私でも大丈夫そうだと期待に胸を膨らませる。

お馴染み五の沢から湖へ。
T田氏がひとりで準備してくれた荷物一式をソリに詰め込む。そして当たり前のようにT田氏ひとりにソリを曳かせ、私と三人目の同行者(K山おじさん)が手ぶらで付いていく。

森を抜けて、眼下に広がる糠平湖の絶景は何度来ても素晴らしい。しかも今日は、遊びで来ているのでなおさらだ(仕事絡みで来ることが多い)。 天気予報によると本日の最高気温は、なんとプラス7度。2月の十勝ではレアなアウトドア日和である。

しかし暖気のせいか氷上はもの凄い豪風。先客釣り人もテントが飛ばされないよう補強している横で我々も設営を開始する。

やってみたかった“穴開け作業”が、かなりツラい!
「マウスより重たいもの持ったことないから」という得意の言い訳でK山おじさんに作業を代わってもらう。

↑氷上に突如現れた“iPhone11 Pro”

雪原に佇むタウシュベツ橋梁(写真矢印)を眺める余裕もなく、設営中風に煽られるテントを死にもの狂いで押さえる。手を離せば帯広まで飛んでいきそうな勢いである。

なんとか豪風に負けず設営したテントはとても快適。風さえ避けられれば上着が必要ないくらい暑い。

三人分の遊漁料を支払い「じゃあ釣ろうか!」と、T田氏から渡されたのは……

……マウス?

「マウスより重いものを持ったことがない」(※本当に言った)と逃げるのを予想していたのか、私が渡されたのはマウスを利用したT田氏自作の電動リール&ロッドだった。
“左クリック”でラインを巻き取る、仕掛けを落とす際は青いレバーを引くと自動でラインが出ていく。

うぅむ、以前から何でも自作してしまうT田氏であったが…これもスゴイ。実際に釣り始めると「ジーッ」というモーターの駆動音が心地よく、動作も軽快である。

ただこのとき、感動とともに心の中で引っかかる“何か”を感じた。

↑すぐに釣れてくれたワカサギたち

↑ライントラブルもT田氏が解決してくれる

ここからは昼食を摂ることも忘れ、釣りに没頭した。時おり響く「ドゴォ!」という氷が割れる音も気にならないほど、快調にワカサギが釣れていく。

しかし不思議なものである。
これだけ近い穴で同じ餌、三人とも同じ条件で釣っているはずなのに私より他二人の方が圧倒的に釣れるのだ。“タナ”、“誘い”に“合わせ”……単純な「待ちの釣り」だと思っていたワカサギ釣りも実に奥が深い遊びなのである。

三人で200匹以上釣れたであろうか。
釣果に盛り上がる二人とは裏腹に、私の心は「何か忘れていないか」という不安でザワついていた。

原因は……やはりこの「マウス型自作電動リール」だろう。釣りあげるときや仕掛けを落として位置を調整する際に「左クリック」するのであるが、どうも会社で仕事している自分の姿がフラッシュバックしてしまうのだ。

平日に仕事サボった罰なのだろうか……はたまた終わらない仕事を溜めていること自体が原因なのか。いやロッドを替えれば大丈夫な気がする。

今度は新しい自分のロッドを買って試してみよう。

でも幾重にも積まれた氷の断面を眺めると心が落ち着く


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平日に遊ぶ背徳感が好きです!

マウスすごい!!!発明王ぢゃん(ライバルと認識)

ゲストライターは平日に遊んでいる(メモ)

そんなに!また行きましょう〜

おっさん3人の釣行めちゃくちゃ楽しかった!
ちなみに300匹くらい有りました。天ぷら旨し!
k山

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