Loading...

トカチニッチ

北海道十勝の超ローカルウェブメディア「トカチニッチ」ニッチな情報毎日更新中!

Google翻訳

流行語にもなった「そだね〜」から私が思うこと

シルバー

シルバー

5219 VIEW
投稿記事
注目タグ
平昌オリンピックで活躍したLS北見、先ほど行われたアジア・パシフィック選手権では、予選リーグ全勝ながら、決勝で韓国に敗れ準優勝でした。それでも、来年開催の『世界女子カーリング選手権」の切符を手に入れました。
ただし、世界選手権に行くのがLS北見に決まったわけではありません。2月10日〜17日まで札幌で開催される「日本カーリング選手権」で優勝したチームが日本代表として行くことになります。ですから、LS北見といえども、この大会に勝ち抜かなければなりません。順当に行けば、優勝の目は高いですが、中部電力、道銀、富士急あたりがライバルとなりそうです。

さて、そのLS北見が平昌オリンピックで一気にブレイクした言葉が「そだね〜」です。流行語大賞にノミネートもされ、われわれも時々使ったりしています。「もぐもぐタイム」とならび、カーリングそのものと関係のないところで注目されたので、サードの吉田選手なんかは「もっとカーリング競技そのものにも注目してほしい」というようなコメントを出したこともあります。
吉田選手の気持ちは分からないではないのですが、実は、私個人的には、マイナーな競技にあっては、どんなことでも注目されることが重要だと思っています。たとえば、「美しすぎるカー娘」としてルックスが注目されたりします。競技の技術などとは全く関係のないとこに視点がいくわけですが、これは選手当人達が思っている以上に重要なことだと私は考えています。

スポーツの祭典で一番注目度が高いのは、間違いなく「オリンピック」だと思います。サッカーやラグビーなどは「W杯」が、野球なら「大リーグ」が、バスケットならNBAが最高の舞台だと思いますが、それはメジャースポーツだからだと思います。プロ化が難しいマイナースポーツにおいては「オリンピック」が最高の舞台だと思います。
もちろん、オリンピックが必ずしも最高のアスリートを選ぶ大会というわけではありません。それぞれの競技の世界選手権やW杯などのほうがむしろ、それにふさわしいケースも多いかと思います。ただ、オリンピックはなんといってもブランド力があります。そういった意味では、普段その競技を見ない人まで見てもらえる可能性が高くなります。これは、ノーベル賞に似ているところがあります。ノーベル賞を取らなくても、すごい技術、発明、発見はあります。それでもノーベル賞が話題になるのは、ノーベル賞のブランド力です。

ましてや、オリンピックは「平和の祭典」です。私は、1964年の東京オリンピックのとき小学生でしたが、当時メディアで言われる、この「平和の祭典」という言葉に違和感を感じました。平和の祭典?オリンピックは最高のアスリートを選ぶ大会でしょうと子どもながら思っていたのです。その思いは大人になっても続きました。
ところが、あることがキッカケで、「平和の祭典」という言葉に対する思いが変わりました。それは、ロシアで開催された「世界シニアカーリング選手権」に出場した時です。私にとっては2回目の世界選手権でした。場所はロシア、チャリアビンスクという、かって軍事都市だった非公開の街でした。今は行くことができますが、人口が100万人を超える大きな街です。

私にとって、ロシアのイメージは、旧ソ連のなにか冷たいイメージでした。正直、最初は、もっと違う国でやってほしかったという思いでした。ところが、行ってみてビックリです。ロシアの人たちの優しさというか、親日家の人たちが多く、現地ではホントに親切に対応してもらいました。カーリングといえば、どんな大会でもカナダが注目のチームになるのですが、このロシアでは、カナダよりも日本チームを応援してくれました。通訳ボランティアの女子大生2人は、家族ぐるみで私たちの世話をしてくれました。
その時に、私は思いました。かつての仮想敵国だったこの国の人たちって、実は敵でもなんでもなくて、家族が大切で、平和を愛するごく普通の人たちだったのです。つまり、スポーツというのは、このように世界で戦うことによって、競技とは別の一面を見ることが、実は重要なんだということです。私たちは、平和だから世界的なスポーツの大会ができるんだということと同時に、世界的な大会を開くことが世界の平和に繋がるんだということです。
そして、その時、あ〜、オリンピックって「平和の祭典」なんだと気がついたのです。小学生から数えて約40年後に、私のなかでやっと「平和の祭典」とオリンピックが結びつき、すと〜んと納得できたのです。

今、オリンピックは映像で見ることがほとんどだと思います。メキシコオリンピックの頃までは、ラジオで競技を聞くということをしていました。私はサッカーでの銅メダルの試合を、トランジスターラジオでず〜と聞いていました。高校生でしたが、授業中はイヤホーンでした。
でも、いまラジオで聞くことはなくて、映像だと思います。ただ、メディアはテレビから、スマホやタブレット、パソコンなど、多様化はしています。
で、世界中、このオリンピックを映像で見るというところがとても大切なポイントです。それは、選手のバーバル(言語)&ノンバーバル(非言語)な表現も見ているということです。まさに五感でオリンピックを見ているのです。それは、競技の勝敗そのものだけに注目しているワケではないということを意味します。つまり、ユニフォームのファッション、ヘアースタイル、ルックス、スタイル、肉体美、コメント、マナーなど様々です。

私は、様々な競技を見ている中で、特にファッションには注目しています。なぜなら、カーリング競技のファッションは、はっきりいってダサいと、ず〜と思っているからです。私は、いまから25年前にスノーボードを始めました。それで、日によっては昼間スノーボーで夜カーリングということもあるのですが、その時感じたのは、スノーボードのファッションに対して、カーリングはなんと地味でダサいんだ!ということでした。それ以来、もっとカラフルに魅力的なカーリングファッションを作っていこうと言い続けてきました。

言う以上は、自分だけでもと、スノーボードファッションにドレッドヘアーでカーリングをしていたこともあります。でも、誰もついてきてはくれませんでしたね。
カーリング界では有名な「パンツ」と呼ばれるチームがあります。それはノルウェー代表の男子チームなんですが、なんでパンツと呼ばれるかというと、スラックス(パンツ)がとても派手なんです。通常は黒など一色の地味なパンツが多いのですが、ノルウェーチームはビックリするようなカラフルさです。でも、私は25年以上前から、それと同じようなパンツでカーリングをしていました。だから、初めてノルウェーチームが派手なパンツを履いて世界選手権に登場したとき、やっと出てきてくれたかと思ったものです。

それ以上に気になるのは、女子チームのユニフォームファッションです。いまは、スキニーなストレッチパンツが主流です。でも、私は、日本の女子チームはミニスカートでいこう!と言い続けています。実は、かって帯広の東光舗道の女子カーリングチームがオリンピックに出たときには、ミニスカートだったんです。世界レベルの大会でも、ミニスカートでやっている選手はいますし、シニアの世界選手権でもスイスの女子チームはミニスカートで、とてもチャーミングです。
Cool Japanのキーワードのひとつが「Kawaii」ですが、この「Kawaii」にマッチしたユニフォームはミニスカートだと思います。今は、防寒性の高いレギンスなどがありますので、それを下にはけば、なんら問題はないと思います。今主流のパンツルックはお尻にボリュームのある欧米の選手にはマッチしていますが、日本の女子にはイマイチなのではというのが、私の感想です。
このユニフォームのミニスカート論は、たとえば、テニスや陸上のホッケー、あるいは卓球やバドミントンの女子選手が、パンツLookでやっていることを想像してみた下さい。それと同じような違和感を私は感じます。

このようなユニフォームなどは、競技とは全く関係ありません。そんなカッコウばかり気にして、スキルの方が重要だという人もいるかと思います。でも今は、スキルのレベルが高いコトは当たり前で、それにプラスして何をアピールするかということを私は言っています。例えば、液晶テレビって機能はどこのメーカーでもレベルが高いですよね。ちゃんと映るなんて当たり前のことで、それに加味してグッドデザイン大賞をとるようなデザインとかのソフトというか、無形資源が重要なんです。スキル以外のバーバル&ノンバーバルコミュニケーションはそれと同じようなものだと私は思っています。

ちょっと、「そだね〜」から話はどんどん展開していきましたが、TV時代は競技以外の見る要素、それがとても重要なんだということをお話してみました。

この記事が気に入ったら

※現在、こちらのコメント欄でのご質問・お問い合わせは受付けておりません。 恐れ入りますが、ご利用に関する不明点などは「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

※投稿内容に関係のないコメントや、不適切な表現に該当すると判断したコメントは、投稿者に断りなく削除する場合があります。

おめでたいこと続きなので、そろそろトカチニッチも受賞しそうですね~(何を?)
とりあえず、ばんざ~い!!

本当だ!凄い!おめでとうございます!…でいいのかな?とりあえずビールで勝手に乾杯します!

↓大賞です
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181203-00000019-mantan-ent

↓トップ10には「おっさんずラブ」
https://tknc.jp/tp_detail.php?id=614
#これは「ダム」

↓えっ!?どゆこと?

こ、この記事は…!!流行語大賞を予言していたのか!!!

そだねー!!

褒められた☆ BY(※^虎^※)

↓何というムダな体力!ヤバイw

↓!!!!!!爆笑!!!

ユニフォーム考えてみました!(主に髪型)
https://twitter.com/golddriverdayo/status/1063271638479724544

BY 虎

とても素敵なエピソードから
ものすごく怪しい?展開(笑

読み応えある記事で素晴らしいです!

ユニフォームのデザインを考えたいと思いました。

ドレッド経験者の方なんですね。。
あの、私、バリカン持ってるんですけど、も、もしよければ…

  • コメント
  • ランキング
  • オススメ
コメント一覧
ランキング一覧
オススメ一覧