芽室町の「ゲートボール」、大樹町の「ミニバレー 」、そして幕別町の「パークゴルフ」。
ゲートボールは1947年。
戦後の物資不足で遊び道具のない子供達のために何か面白い遊びを!とのことで豊富にあった木材を使い芽室町で考案されたスポーツ。
ミニバレーは1972年。
当時流行していたママさんバレーの参加者が「バレーボールは手が痛い」との事から、もっと誰でも楽しめるようにと、ビニールボールを使って大樹町で考案されたスポーツ。
そしてパークゴルフは1983年。
公園はたくさんあるけどそこに人がいないじゃないか!問題の解決策として「公園で幅広い年代の人ができるスポーツ」をテーマに幕別町で考案された。
どれも共通しているのは問題を解決するために生まれたスポーツということ。
今ではしっかりとルール化され人々が楽しめる形になっている。
ここ十勝には遊びを考えるアイディアマンが多いみたいだ。
トカチニッチの幕開けとともにカヌーに明け暮れたこの一年。
今年も何か新しいニッチを始めてみようと探していたところ、次に目を付けたのが、このパークゴルフだ。
え?全然ニッチじゃないじゃん
そんな声が聞こえてきそうだが、ここ十勝ではメジャースポーツのパークゴルフだが、全国、全世界と考えたときにまだまだニッチなスポーツであることは否めない。
きっとこの記事を読んでいる道外の方の多くは「パークゴルフ?」ってなっているはずだ。
あ、道外の人いるよね?
さて、そんなパークゴルフだが、筆者と同じ世代(30代後半)の十勝育ちなら、小さい頃に親に連れられて一緒にプレーしたことがある人も少なくないと思う。
実際にパークゴルフ場の様子を見てみると、自分よりも大人(親世代)の方たちが中心に楽しんでいる様に見える。若い人はあまり…いや、全然いない。
そう!
パークゴルフは大人の遊び!(いい響き!)
今年はそんな十勝産のスポーツに取り組んでみようと思う。
まずは実家(音更町)へ行き、物置から道具を引っ張り出してきた。
パークゴルフに必要な道具
・クラブ (85㎝ (83cm) / 600g以下 / ヘッドのみ木製)
・ボール (直径6㎝ / 80~95g / プラスチック製)
・ティー (高さ2.3㎝以下 / ゴム製)
以上!これで道具は揃った。
それじゃー早速やってみよう!と最寄りのパークゴルフ場へ向かうことにした。
最近はだいぶ気温も上がってきたので、パークゴルフ愛好家がたくさんプレーしているはずだ。
「はらっぱ36」(幕別町)
北海道中川郡幕別町札内西町あれ?
「ちろっとの森 東」(幕別町)
北海道中川郡幕別町千住あら?
少し調べてみると、十勝のパークゴルフ場のオープンは大体ゴールデンウィーク付近らしく、まだ少し先の様だ(4月15日現在)。さらにオープンの日はその年の残雪状況や芝の状態によって変更ある模様。
なんだよー。
まだ出来ないのかー…。
しょうがないか…
オープンしてないならしょうがないか…
………
……
じゃ、作るか。コース。
(つづく)
ここでは十勝でひっそりとパークゴルフを始めた記録をレポートしていきます