社会人になって最初に買った手帳が、4月スタートのスケジュールが付いた物だったのでそれ以来ずっとこの時期に手帳を買うのが習慣になっている。
毎年この時期はたくさんの手帳が本屋に並ぶので、私は決まって夜(閉店1時間前)に1人で本屋へ行き、何冊も実際に手に取りじっくりとその年の相棒を探す…という行為を楽しんでいる。
サイズ、見た目、中身の使いやすさ、ペンホルダーやポケットの有無…選別ポイントが毎年どんどん増えていくのを実感している。そして手帳が決まると、それに合うボールペ…
ん?何の話?
って思ったそこのあなた。
安心してください。カヌーの話です。
手帳の入れ替え前に、この一年使用した手帳の中身をパラパラと見返してみると、昨年は仕事よりもカヌーについての情報がたくさん書いてあった。本当に頭の中はカヌー1色だったんだと改めて気付かされた。
ふと「どこどこ行ったっけ?」と記録を見返していると、初めてカヌー講習を受けた塘路湖に始まり、屈足湖、然別湖、支笏湖、屈斜路湖…と、カヌー初年度にしてはそこそこの数の湖(ダム湖含)へ行っていたことがわかった。
そこでこれまでのカヌーの記録を一度整理しておこうと思う。
さらに今回は、駐車してから湖までの距離(カヌーを自力で運ぶ距離)という、カヌー乗りなら気になる情報を交えて整理していきたいと思う。
さて、始めようか。
File No.1 - 塘路湖
平岩師匠のカヌー講習で、初めてカヌーに乗った思い出の場所。今年は是非ここで師匠に少しだけ成長した姿を見てもらいたいと夢見ている。⇒ 関連記事はこちら
キャンプ場の向かいにある駐車場から湖まで50m程しかないのでアクセスしやすい。
File No.2 - 屈足湖
初めて家族でカヌーに乗った思い出の場所。その後も何度かカヌーした(1人でも)ので今のところホームと呼べる場所。⇒ 関連記事はこちら
「レイクインくったり」の駐車場を50mほど南下したところ(砂利道)に、カヌーやジェットスキーが水に入りやすく整備されている場所がある。ありがたい。
File No.3 - 然別湖
風の恐ろしさを体感した思い出の場所。『乗るなら早朝か夕方にしなさい』というネイチャーセンタースタッフのアドバイスは大正解だった。風が出ると途端にどんぶらこだが、風の無いときは本当に気持ちの良いスポット。⇒ 関連記事はこちら
鹿追方面から然別湖へ進んでいくと、右前方に湖と右折できる細い道(白雲山を登山する際に入る道)が現れる。ここ入るとすぐに、駐車スペースがありそこから湖に容易にアクセスできる。
※温泉街手前のトンネルを越えると行き過ぎなので戻ろう
File No.4 - チミケップ湖
友達を初めて乗せた思い出の場所。ウグイ祭り。何度竿を振ってもウグイ祭り。ウグイを釣りたくなったらここへGO!⇒ 関連記事はこちら
湖の西側にあるキャンプ場の駐車場から、湖までは最短でも100m程あるのでカヌーカートがあると楽チン。北側にあるキャンプ場はまだ未開拓。
File No.5 - 元小屋ダム
静かに釣りをするならココ!と決めた思い出の場所。ここは日本か?と思わせてくれる景色は感動するレベル。また増水時と渇水時でこのダム湖の印象は大きく変わる。⇒ 関連記事はこちら
国道273号線から、小道(砂利道)に入ったら緑の迷路になるので経験者と行くことをお薦めしたい。無事に駐車スペースまで辿り着ければ、湖までは10mもないので、着いたらすぐに湖にアクセスできる。また駐車スペースは少しだけ傾斜があるので、カヌーの積み下ろし時には注意が必要(ここで車のボンネットにカヌー落とした)。
File No.6 - かなやま湖
子供に初めてカヌーから魚を釣らせた思い出の場所。楽しいカヌーフィッシングはついつい時間を忘れて没頭してしまうので時間配分に注意。今度こそカヌーでモーニングコーヒーを。⇒ 関連記事はこちら
キャンプ場の駐車場が丘の上にあるので、そこから湖にたどり着くには150m以上の坂道を下ることになる。帰りのカヌーの運搬は少し大変。また、キャンプ場以外にも近くにカヌーを降ろせそうな場所はあるが、ジェットスキー愛好家にも人気のスポットなので注意が必要(危ない)。
File No.7 - 支笏湖(モラップキャンプ場)
ここの夕日はまさに絶景!北海道のサンセットカヌーはここで決まり!!また、ここのキャンプ場は混雑時はエライことになるので注意。
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駐車場が良い位置を確保できると、湖までアクセスも容易にできる。また駐車場は隣の車との間隔があまり無いので、カヌー積み下ろしには注意が必要。
File No.8 - 屈斜路湖(砂湯キャンプ場)
掘れば温泉が出る夢の様なキャンプ場。子供(8歳)はずっと穴掘って遊んでいた思い出の場所。十勝からは少し遠いが行く価値は十二分にある。⇒ 関連記事はこちら
キャンプ場の駐車場から湖まではアクセスしやすい。少しだけ奥にある臨時駐車場がおすすめ。たまたま行った日が空いていて最高だったが、ここも混雑時はエライことになるらしい。次は連泊したいと思っている。
さて、話は戻って冒頭の手帳の件だが、今年からは一年ごとにマルっと買い替えるタイプではなく、リフィル(中身ノート)を足して更新していくタイプの手帳に変更してみた。
以前から気になっていたトラベラーズノートって手帳。色々な種類のリフィルが用意されているので自由度が高い。この手帳を手に入れてからレザークラフトに興味が湧いてしまっていることはまだ秘密にしておこう。
さぁこれからこの手帳にどんな冒険が記されていくのか…今から楽しみだ。
(つづく)
ここでは十勝でひっそりとカナディアンカヌーを始めた記録をレポートしていきます
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43.カヌーの記事タイトルについて指摘があったので、全ての記事を見直してみた】