「amazon」にて、怪しげな薬品を複数購入…。
これから「3Dプリンターを活用した研究」という名のニッチなアソビを行いたいと思う。
オリジナルキャラクター「包帯男」の3DCGを制作し、
帯広工業団地内に位置する「とかち財団/十勝産業振興センター」さんにデータを持ち込み高精細3Dプリンタで出力してもらった。
※こんな物を出力するのにお手を煩わせてしまい申し訳ありません!
とかち財団とは、
十勝にイノベーションを引き起こす産業支援のプラットフォーム。事業の立ち上げから、商品開発、企業間コラボレーションなど、我々中小企業の経営ビジョンを実現するための、あらゆるステップに力を尽くしてくれるという、とってとっても、ありがたい存在である。
ついでにこちらも。
11パーツからなるリアルなヒラクワガタの3D出力データ。
※調子に乗ってごめんなさい!
出力された造形物はアクリル樹脂で透明。
3Dプリンタはキーエンス社製の業務用・高精細3Dプリンタである。
この3Dプリンタ、新車が一台買えるくらい高価なものらしい。
※そんなプリンタを安価な値段で使わせてもらえるのだ。とてもありがたい!
取り出したのは、タミヤ製「スーパーサーフェイサー」(600円)。
プラモデルや金属モデルなどの塗装下地用に開発された仕上げ剤だ。
サーフェイサーは一度で吹き付けると失敗しやすいので、2~3回に分けて仕上げるのがベスト!
3D出力したモデル特有の細かな凹凸を可能な限り減らすため、紙やすりで研磨する。
表面がツルツルになるまで研磨すると、写真のような質感に。
錆びついたメタル感がスチームパンク的でカッコイイ。
さぁ~これで原型が完成!
息子から無断で借りてきたレゴブロックを程よい大きさに組み上げ、枠を作る。
※息子にバレる前にすぐ返却しなければ(汗)
次に用意するのは固まらないほいく粘土。
幼稚園や保育園で広く使われている定番の油ねんどである。
ほいく粘土を枠中に半分ほど配置して平に整える、そこに原型を半身ほど埋めて固定。
周りの穴は「ダボ穴」と言われるもので、型同士を合わせた際にズレない役目をする。
シリコンゴムに硬化剤を入れ、混合してよく攪拌する。
今回購入したシリコンは「型取り用シリコーンRTV-2 MSR1400」1kgセット(1,840円)。
気泡が入らないようにゆっくりと流し込み、原型の表面を覆いつくす。
不慣れなせいか、たっぷり・なみなみと注いでしまった・・・腕の良い型取職人ともなると、必要最小限の材料で(コストも!)抑えるという。これも経験なり。
さて、このまま6時間以上放置して、シリコンが固まるまで待ってみたいと思う。明日が楽しみ!
「後編」へ続く!
とかち財団/十勝産業振興センター
〒080-2462 帯広市西22条北2丁目23-9
http://www.tokachi-zaidan.jp/