「前回」からの続き。
6時間以上放置してシリコンが固まったので、裏返してあぶら粘土を取り除く。
※実はこのあぶら粘土にシリコンの離型剤を吹き付けておくのを忘れたため、シリコンにこびりついて取り除くのが酷く大変だった(汗)。これが第1の失敗。
反転させて空白になった部分にもシリコンを流し込み、さらに固まるまで6時間以上放置。※固まっているシリコンの表面に離型剤を吹き付けておくのを忘れずに・・・
シリコンが固まったのを確認して枠組のレゴブロックを取り崩すと、四角い豆腐のような形に。このシリコンをパカッと開けば…あれ?
…開かない(汗)
どうやら離型剤の量が少なかったせいか、シリコン同士が接着してしまったようだ。ひぇ~これが第2の失敗。
叩いたり引っ張ったりしてもウン○モスントモ行かず途方に暮れる。
こんな時は少し落ち着いてコーヒータイム。
…カッターで少しづつ切り込みを入れて、なんとか切り離すことができた!
接着してしまったのは側面の一部だけだったようで一安心。
複製物の材料を流し込むための注ぎ口と、通り道、気泡が出来難くするための空気の抜け穴をカッターで切り取って作る。
※ここが第3の失敗へと続く…
複製の材料となるレジンキャストの登場。
今回は「レジンキャストEX 2kg」(2800)を購入。
A材とB材を1対1で混ぜ合わせてから180秒後に硬化がはじまるので、
すばやく流しこまなくてはいけないのだが…
…注ぎ口が小さかったせいか、うまく流れ込まず(汗)
途中で硬化が始まってしまい、無残な結果に。
失敗だらけじゃないか!
ノウハウ系としては全然参考にならない記事となってしまったが、気を取り直して注ぎ口や空気の吹け穴を大きめに、再度チャレンジ!
穴を大きくすることでスムーズな流れ込みに成功。
180秒後、硬化が始まり5分~10分で完全に固まる。
固まった後にシリコン型を外し、余分なバリを落として仕上げると…
ジャーン!
型取りコピーの完成!(右が原型で、左が複製物)
失敗続きで焦ったが、初めてのチャレンジにしてはなかなか満足のいく結果となった。
無限増殖も可能!
シリコン型さえ作ってしまえば、後は意外と簡単。
とはいえ細かい所にはレジンキャストが行き渡らなかったり、
空気が入ってしまったりと慣れるまでは大変だが、試行錯誤もなかなか楽しいもの。
効率よく美しい造形にするためには、
手足を別パーツにするなど3Dモデリングから見直す必要がありそう。
次回に生かしましょう生かしましょう。
シリコンを半分以上使ってしまったので、再度購入し、
次回は「ヒラクワガタ」の複製に挑戦!
今回はこれまで!