ようやく念願のカヌーが買えたことに心から喜んでいたが、結局この問題が最後に残ってしまった。
「カヌーどこに置くの?」問題だ。
カヌーをそのまま地面に長期間置いておくと、地面からの湿気でカビるらしい。
さらに紫外線に弱い素材なので、日光が当たると変色・変形してしまう様だ。
雨が防げて、日陰が作れる環境…
例えば、ガレージの中に保管…なんてのが理想だが、我が家にガレージなんて物はない。
とりあえず、カーポートの屋根からロープ降ろしてカヌーを吊り下げて保管が現実的かなぁ…
ん?
カーポートも無いよ。
雪降ったら毎回除雪だよ。外焼肉してても雨が降ったら終了だよ。
ここは他の手を考えなければ…
そこでまた調べる。
世界中のカヌー先輩(※)がどうやって保管しているかを調べる。調べまくる。このままだと、ブルーシートでグルグル包んで庭置きになってしまう…。
本日もよろしくお願いしますグーグル先生!
(※)カヌー乗りの総称
ほぉほぉ。
これなら材料費だけで安く済むかもしれない…
こうなったら作るか「カヌーポート」!
<カヌーポート製作条件>
・雨が防げる
・日光(紫外線)が防げる
・出し入れが容易にできる
・風で倒れない(重要)
・雪で潰れない(重要)
とりあえず大工の友達に連絡を入れておこう。
私:『こんなの作りたいと企んでます』
大工友:『ええよ』
土木関係の友達にも連絡を入れておこう。
私:『こんなの作ったら固定出来ます?』
土木友:『ええよ』
建築関係の弟にも連絡を入れておこう。
私:『こんなの作る資材余ってません?』
建築弟:『あるよ』
これでなんとかなりそうだ。
彼ら3人の協力があれば、このプロジェクトは成功したも同然っ‼︎
『やっぱりココはこうして…』
『強度的に「パカッ」はやめて…』
『雪が無くなったらやろうか…』
などと、やり取りしている間に季節は約束の春を迎えた。
カヌーポート計画を進めながら、私は再び釧路へ向かいカナディアンカヌーを引き取って来た。
ジャーーン!!!
と、無事に持って帰って来れたのは良いが、本当に保管どうしよ?
カヌーポートが完成するまで、地ベタにそのまま置いとくのもアレなんで、ソーホースという金具を使って、とりあえずゲタを組もうと思う。
『じゃ、始めまーす!』
用意するものは脚となる「2×4材・10本」と「ソーホース」。一応屋外で使うので(気休めの)「ワトコオイル」。あと「ネジ」。木材は寸法が揃ってればざっくりでOK!(画像にある黒いスポンジ板は結局使わず)
①切る
②染める
③乾かす
④組む
製作時間30分。
これで十分!
細かい事を言えば、脚の接地面を水平にカットしておけば安定感もグッとアップ!
カヌーポートが完成するまでは、コレで耐えてくれ!
(つづく)
ここでは、カナディアンカヌーを所有してさらには実際に水面を漕ぎ出すまでをレポートしていこうと思います。
つづきはこちら
11.「カヌーの保管方法 - カヌーポートをDIYで作る(前編)」