欲しいのは「カナディアンカヌー」と決まったところで、情報収集のために本屋に行ってみたが思っていたより本がない。しばらく続いているアウトドアブームの影響で、この分野もそれなりにあると思い込んでいたが、これは予想外だった。
そこで「本屋に無いなら図書館だ」と、パッと良さげな本を借りてきてみた。
が、なんと全部同じ本だった。
(こんなの気付かないよ×)
しかも「カヌー」とタイトルの付く本の内容は、ほとんどが「カヤック」中心で世間的には「カヌー=カヤック」なのかもしれない。
カナディアンカヌーはニッチです!
(ようこそトカチニッチへ!)
カヤックとカナディアンカヌーの違いは舟の形だと思いがちだが、正式には「使うパドルの種類」らしい。
カナディアンカヌーは「シングルブレードパドル」。カヤックは「ダブルブレードパドル」。
こうやって見るとカヤックの方が種類も多くて、カナディアンカヌーの情報が埋もれてしまうのも理解できる。
では、カナディアンカヌーに乗って「ダブルパドル」を使うとカヤックと呼ぶのか?というと、そうはならない様だ。
(んー。ジャンル分けって難しい)
ただ、カナディアンカヌーでは「ダブルパドル」は使い辛いというのは下の画像で説明できそう。
赤い印の所、カヌーの淵(ガンネル)がパドルとぶつかって漕ぎにくそうですね。
ともかく、カナディアンカヌーは雰囲気も大事にする乗り物だと(勝手に)思ってるので、やっぱり木製のシングルパドルで静かに優雅に「スイ―ーーッ」って漕いでカッコつけたい!と、夢見てます。
(つづく)
ここでは、カナディアンカヌーを所有してさらには実際に水面を漕ぎ出すまでをレポートしていこうと思います。
つづきはこちら04.「実物のカナディアンカヌーを見に札幌へ遠征 ~ カヌー買っても大丈夫か?」