カナディアンカヌーを所有しようとすると、すぐに浮上する問題がある。
「カヌーどうやって運ぶの?」問題。
車の屋根にカーキャリアを付けてカヌーを運搬するのが一般的だが、これまで付けようとした事が無いので全く知識がない。まずはカー用品店へ出向きカタログを片っ端から頂いてくる。
・THULE(スーリー)
・Terzo(テルッツォ)
・inno(イノ―)
がカーキャリア界の3大メーカーの様だ。
カーキャリアは、荷物を固定する専用パーツの「アタッチメント」と、それを車体と繋ぐ役割の「ベースキャリア」の2つのパーツの総称。
さらに土台となる「ベースキャリア」は以下の3つのパーツで構成さてれいる(ほぉほぉ)。
・バー:アタッチメントとの接続部
・フット:ベースキャリアの中心部
・キット:フットを車体に固定する部分
※名称はTHULEの場合
たとえ車種が同じでも、屋根にルーフレールの有る無しで形状が全く違うので購入の際は注意が必要(なかなか奥が深い…)。
そしていつもの様に『キャリア付けたい』、『キャリアが欲しい!』と、周囲に言い続けていたところ、職場の上司から
『スーリーのキャリアやるぞ。あと必要なパーツだけ買い足して使いな』
と、今は使ってない「ベースキャリア」をタダでくれるという男前な申し出があった。さらにキャンプ道具やスキー・ボードなどを入れるためのアタッチメント「ルーフボックス」もオマケでくれるという。もう一生付いてきます!
早速、それらを自分の車で使用出来るように同じメーカーのキット部分を購入。コレさえ用意すればすぐに使える。お金が浮いた分はパドルや救命胴衣に回そう!
数日後。
頂いたベースキャリアを持ち帰ってよく見ると、事前に調べていた物とは形状が違うことに気付く。事前に購入したキットも付かない。
『あれ…?』
なんと頂いたベースキャリアは「inno(イノー)」製で、ルーフボックスが「THULE(スーリー)」製だった。これじゃー付くはずがない。
結局、最初に注文したキット以外の全てのパーツも買い足すことになった。
もっとちゃんと確認するべきだった…。
勉強になりました!
(つづく)
ここでは、カナディアンカヌーを所有してさらには実際に水面を漕ぎ出すまでをレポートしていこうと思います。
つづきはこちら
06.「カナディアンカヌーの運搬方法② - アタッチメントはサーフパッドで決まり!」