以前の記事「デジイチ料理講座の番外編。シズル感、ライブ感、持ち上げ、とろ~りの紹介回だよ!」の記事で少しだけ紹介した持ち上げの方法を聞かれたので解説してみるよ。
とにかく持ち上げろ!持ち上げりゃそれっぽく見えるんだよ!
何でもかんでも持ち上げろ!という事で始まりますよ!
シャッチョーサン!シャッチョーサン。
チョット飲ンデクヨロシ。
アナタ カコイイネ!
ビール良イ?
モイッパイ良イ?
サスガダネ。
カコイイネ!マニラジャ、モテモテダヨ?
アッ!アノコ呼ンデ良イ?
アノコ友達。
家族病気デ可哀ソウ。
アナタ優シイネ!
諭吉モテル?
頼リガイノアル男性スキ。。。。
持ち上げるとチョット違う?知らんけど。。。。。。
いつも通り関係のない話で申し訳ないが私のレポートの
半分は優しさ(無駄話)で出来ているのでご了承ください。
ってことで本題です!
被写体ブレは、ダメ絶対!
フード専門のスタジオには持ち上げ職人と言われる
手がプルプルしない人が一人はいるものですが(伝説の箸上げ職人は
心臓の鼓動によるブレを無くすために心拍をコントロールし
極限まで心拍を落としほぼ仮死状態で箸上げをしたという。ウソ)
筆者は生憎たまにしか撮影の仕事が来ないのでアシスタントを雇う予算などあるわけもなく
一人でコツコツと撮影しているので箸あげ機器は必須です。
しかも今のデジタルカメラは超高精細!ホンのちょっとの
被写体ブレでも許されません!
ですので器具で持ち上げればブレがおこりません!
しかしそんな器具は見たことがない?
そうでしょう。私も探しましたが見当たりませんでした。
フフフ.....そう、まさにニッチ!ニッチな商品なのです!
えっ?トカチは?。。。。。。
。。。。。。。
。。。。。
そう、無ければ作れば良いのです。
とても簡単なので皆様も是非!
シズル感とライブ感がてんこ盛りの画が簡単に撮れますよ。
どこのご家庭にもある?道具たち。
材料は100円ショップで揃うよ。
トングに箸、ピンセット等。
道具はペンチとニッパー、カッターなどピンバイスも必要かな?
説明する程でもなく写真を見て頂ければわかりますが
トングにハサミで切り込みを入れて箸に巻き付ければ
出来上がり簡単ですね。
箸を入れてペンチで曲げていくよ。
はい出来上がり。簡単ですね。
特に柔らかい物を挟むときや微妙な加減を必要とするときは
箸に穴を開けてナットで締め付けるようにすると便利です。
あとは作った箸をブームアームの先に取りつければ
位置合わせも簡単ですね。
しかしお豆を摘まむみたいな繊細な作業は人がやっても
大変なものです。
なかなか摘まめず摘まめたと思ったら「ピョンッ!」
と飛び出してしまうイライラと苦痛が連続する悪夢のようなものです。
やっと摘まんでカメラのレリーズを手にした瞬間に
プイっとお豆が飛んで行き絶望に襲われた人も多いことだと
思われます。
しかし一発でお豆をロックしてしっかりふんわりと摘まめる
方法があるのです。
それを私たちは「テクノロジー」と呼んでいます。
それまで経験と職人芸に頼っていた領域を一気に素人でも
簡単に作業できるようになったのです。
ではご覧に入れましょう。
箸にスパイクを打ってみたよ!
どーです?このテクノロジー。
見事としか言いようがありませんね。
ほら、お正月の黒豆もこの通り完璧なホールドですね。
作り方はピンバイスで箸に穴を開け虫ピンを接着剤で
接着すれば簡単にできますね。
注、ピンを切る時には先を消しゴムに刺して、ピンを押さえて
切ってね。
これをしないとかなりの確率でピン先がどこかに飛んで行って
行方不明になり忘れたころに足に刺さるという悲劇に見舞われますので。
最後に持ち上げの写真を貼っておくよ!
みんなも挑戦してみてね。
シズルとライブ感がてんこ盛りだね。
みんなもうまく撮れたら是非見せてね。
じゃあまたね!