今回は私の乗っているカヌーについて。
自分用メモ要素が強いが、これからカヌーを始める人や同じ艇を手に入れようとしている人のためになればこれ幸い。
Mad River Canoe / Journey 156 TT
私の乗っているカヌーはパイプを吸ってるウサギがトレードマークのマッドリバーカヌー製ジャーニー156TTという艇で、基本2人乗りに適しているタンデム艇だ。
まずはサイズについて書いていきたいと思う。
保管するためのカヌーポートを作った時はもちろん、カヌーに積載する様々な道具を選定する際にも、工具箱からメジャーを取り出してきては『シャーーーッ!』っと鳴らしてカヌーを測った。事あるごとに何度も測った。
ちなみにここで表記するサイズは、素人がメジャーでざっくり測ったものなので、多少の誤差はあると思います。
予めご了承ください。
まずは全長。
Journey 156TTの全長は472cm
カヌーの全長が長ければ長いほど直進性が増す(スピードが出やすい)反面、回転性が悪くなるので幅の狭い河川などでの操作は難しくなる…らしい。まだ本格的に川はやってないのでここは未体験。
ちなみにこの艇のモデル名である「156TT」はカヌーの長さ15.6フィート(約472cm)からきている。
海外ではもっと長い16~17フィートのカナディアンカヌーが一般的な様だが、日本では保管や運搬の問題で短めのカナディアンカヌー(11~15フィート)が流通していると、何かの記事(ブログだったかな?)に書いてあった。
わかりやすいサイズ比較としては、いつもカヌーを運んでいる車が465cmなので、一般的なRV車をイメージしてもらえればわかりやすい。
次に高さ。
Journey 156TTの高さは約50cm
高さがあれば水面から離れるので水が入りにくく、単純に積載量が増えるというメリットがある一方、風の影響を受けやすくなるので操作が難しくなる。カヤックに比べカナディアンカヌーが風に弱いのはこの高さのせいだと思っている。
50cmというサイズはコロッケが大好きなあのキャラクターの身長と同じなのですぐにイメージできると思うナリ。
続いて全幅。
Journey 156TTの全幅は94cm
カヌーの幅は広ければ安定感や積載量が増すが、スピードが出にくくなる。幅が広いと上の画像の様に立って乗っても安定するので、多人数乗りや釣りにも適しているといえる。
94cmというサイズはちょうど奈良の大仏の鼻の幅(98cm)が同じ位なので、こちらもすぐにイメージできると思う。
これまで記録してきたその他のサイズは以下の画像にまとめて表記しておきます。
(いつもこのメモを見ながら、道具選びに出かけます)
最後に重さ。
Journey 156TTの重さは38kg
カナディアンカヌーの中では最重量クラスだが、コツさえ掴めば運ぶことは容易だ。肩に担いだまま走ることも出来る。
以前も書いたが、モデル名の後半にある「TT(トリプル・タフ)」という表記は、種類の違うポリエチレン素材を3層に重ねて構成してあり、特別頑丈に作られている。
そのため重い。
重いけど頑丈…いや、頑丈だから重い!
と、納得するしかない。
何か比較できそうな38kgの物ないかなーとネットで調べてみると、出てきた。
安室奈美恵 40kg
ベッキー 39kg
桐谷美玲 38kg
嘘か信か…軽い。軽すぎる。心配になる。
ここで特記しておきたいことは、40kgの人間なら簡単に背負うことが出来るが、5メートル近い38kgのカヌーを持つのは難しいということ。
担いだときに少しでもバランスを崩すと
『これ100kg位あるんじゃね!?』
と疑うほど重く感じる。
私もカヌーを購入して自宅に持ち帰ったとき、なかなか車から降ろせずに焦ってしまった経験がある。
体力に自信がある人でも、購入前に試しに一度担いでみることをお薦めしたい。
(つづく)
ここでは十勝でひっそりとカナディアンカヌーを始めた記録をレポートしていきます。
つづきはこちら
39.天気とカヌーと気圧計