ということで 前回 の続き。
GoPro FUSIONを購入して、まずやってみたかったこと第一弾!
「十勝の代表的な観光スポットを撮影してみたい!(上士幌町にあるタウシュベツ川橋梁とか)」を試す機会がさっそく訪れた。
タウシュベツ川橋梁とは、
1937年完成、長さ130mのコンクリートアーチ橋。ダムの水が少ない1月頃から凍結した湖面にその姿を現わし、水位が上昇する5月頃から沈み始め、夏頃には湖底に沈む。このように、季節によってその姿が見え隠れするアーチ橋は日本でここだけで、それが幻の橋と言いわれる所以である。上士幌町観光協会より
http://kamishihoro.info/sg_detail.php?id=30
誰しもが認めるであろう、十勝を代表する観光スポットのひとつ「タウシュベツ川橋梁」は上士幌町の奥座敷「ぬかびら温泉郷」のさらに山奥にあり、冬になると凍った糠平湖上を横断しなければ辿り着く事ができず、スノーシューが必須となる。
※ちなみにグリーンシーズンは車で近くまで行けるのだが、事故多発などの理由から、林道は許可車両以外通行禁止なっており、通行するにはカギの申請が必要。初心者は「ひがし大雪ガイドセンター」によるツアーへの参加がオススメである。
まずは、スノーシュー探しから。撮影予定の前日に(遅い?)スポーツゼビオにて購入。25インチと22インチの二択であったが、歩きやすさを考慮して小さい方を選んだ。
●スペックメモ
22インチ
56センチ×21センチ
重量約2キロ
プライス 7,992円
+ポール 1,400円×2本
真冬の山吹雪にも耐えられるようなゴアテックス仕様の防寒具も用意。これで準備は万全だ!
そして当日、心配だった天候にも恵まれ、絶好の撮影日和。
「本日は晴天なり!」と妙なハイテンションで、意気揚々と現地入り。
往復約4キロの氷結した湖上を歩くという事で、気合を入れて装備を確認!!
…したつもりが、防寒具を忘れた。
ざわ。
致命的なミスである。
今着ているのはタウンユースのペラペラなダウンジャケット。 こんなんで大丈夫か…激しい不安感が襲う。
「行けるのかオレ」と自問自答を繰り返す。
目の前には圧倒的な森。しかもひとり。
でもここまで来たからには…。
ざわ ざわ。
不安を抱えつつも、GoPro FUSION・通常の撮影用カメラ・三脚を背負い、吸い込まれるように森に入る。
旧国鉄・士幌廃線跡が見える。
昭和初期まで林業が盛んであったため、蒸気機関車が大量の木材を運んでいたらしい。
雪の上にはかわいらしい動物たちの足跡が。木々には巨大な猛獣の爪痕が…?
ざわ ざわ ざわわ。
※写真はイメージです
森を抜けると、ワカサギ村が見えてきた!
人の気配がし、ホッとする。
2016年の台風災害から復活し、今年はなかなかの釣果だそうだ。
遠くにタウシュベツ川橋梁も見えてきた!
もう少しだ。
…と、ここからがなかなか遠い。
「見えるのになかなか辿り着かないんですよねぇ。タウシュベツマジックですよw ハッハー!!」と関係者が言っていたのを思い出す。
無休で歩き続けること約40分。遂に到着だ!
体がポカポカと温かい…むしろ暑い。
いや、暑すぎる!
防寒具は…特に必要なかったようだ。
さらに多くの人が行き交う為に雪が踏み固められて、スノーシューさえも必要なかっ…
※私見なのでなんの根拠もございませんのでその点は注意してお読みください。
それにしても…「なんという圧倒的な存在感」。
朽ち果て逝く様子が、まるで生きているかのような姿で、
それはそこに佇んでいた。
十勝が誇る、神秘の光景である。
胸のざわつきが、一気に晴れる瞬間。
夢中でカメラのシャッターを切りはじめ、気づけば、3時間が経っていた。
さぁ、帰ろう。
快い疲れと満足感を背負って帰路につく。
…と、ここでGoPro FUSIONの存在を思い出す。
「あ、撮ってなかった」
体力的にヘトヘト(五郎さん風)だったが、せっかく来たので橋の周りを一周。
↓コチラがその動画
※スマホでご覧の方は「Youtubeアプリ」が必要です。アプリをインストール後、下記リンクからご覧ください。※Wi-Fi環境・4K画質推奨
※PCの方は下記動画を再生後、画面内をグリグリ動かしてみてください。
しかし、GoPro FUSIONのスタビライズ機能はなかなか良い感じ。
歩きながら撮影しても、あまりブレが気にならない。
次回の「スノーボードに乗りながら撮影がしたい!」でも期待大である。
さて、ぬかびら温泉郷でオンセン入って帰ろ。
つづく。