バードレストラン(エサ台)を設置して3ヵ月。
スズメが庭にやってくるのがすっかり日常となった。
設置当初はスズメが来る度に
「スズメ来たよ!」
と、忙しく朝の支度をする家族にいちいち呼び掛けていたが、最近は心の中で「来た来た♪」と、静かにスズメの食事の様子を眺めて楽しんでいる。
我が家にささやかな楽しみを与えてくれた、わずが200円で買ったバードレストラン。
安く設置したのはいいが、あまりにも早く減るエサ(米)代が心配だ!ということは、前回の記事でもお話した通り。
3ヵ月経った今もエサが減るのはとても早い。
設置した当初よりも来るスズメの数が増えているせいもあるが、ここ最近になって減るスピードが尋常じゃないくらい早くなった気がする。
この変化に私だけではなく、家族も気付いていた。
「いくらなんでも減るの早すぎるよね」
ある日。
居間の窓からいつもの景色を見ていると、いつものようにバードレストランにお客様が。
誰ッ!?
なんかデカい
エサが無くなる理由が判明しました。
とにかく一刻も早く(自分たちが毎日食べてるお米に代わる)安いエサを探さねば!
数日後。
運転中、信号待ちでふと目に入って来たのは、お米屋さんの窓に貼られいていた『ペット米』の文字。
あ。
コレだ!
米のことは米屋に聞け!ということで、帯広市内にあるお米屋さん「原田米穀」さんに突撃!
立派な店構え
店内にはたくさんの種類のお米、お米、お米。
お米の専門家「五つ星マイスター」の資格を持つお店の方からお米の説明を聞いてるだけでも楽しい
ご飯に合うアイテムも色々。お酒も色々。専門店楽しい。
そして…
そう!欲しいのコレ!
この「ペット米」についてお店の方に詳しく話を聞かせてもらえた。
私たちが日頃食べているお米は、玄米を精米した真っ白な「白米」。
玄米を精米機にかけると商品にはならない程の小さなお米の欠片が出る。これを「くだけ米」というそうだ。
「くだけ米」はサイズが小さいだけで炊けばお米として食べられる。ただ小さいだけ。
原田米穀さんでは、この「くだけ米」を、以前から要望のあったペット用として販売。名前もわかりやすく「ペット米」と名付けた。
そして、精米機で「サイズ」の選別をクリアした粒の大きいお米はそのまま製品になる訳ではなく、次に「色」を選別する色彩選別機という機械に通され、ここで除かれた色の付いたお米もまた「ペット米」になるという。
ちなみに、小さいお米の欠片を集めたものを「ペット米 B(主に鳥のエサ用)」。お米に色の付いたものを「ペット米 A(主に犬や猫のペットに炊いて与える用)」。として区別。
詳しく説明を聞いた後、早速、「ペット米B」を10kg購入。
これでしばらくは庭で野鳥の観察を楽しめそうだ。
これにて我が家の鳥のエサ問題一件落着!
ちなみにこのペット米は店頭には並んでいないので、気になった方はまずお店の方に聞いてみると良さそう!
店舗情報
原田米穀
- 住所/〒080-2470 帯広市西20条5丁目1-3
- TEL/0155-33-7311
- 営業/08:00~19:00 祝日8:00~15:00(店舗営業のみ)
- 定休/日曜日