今年も早かったなあ。
すっかりもう師走ですね。
師走とは、所説あるけど「師匠も走る忙しさ」っていう説が一般的ですね。
ご多分にに漏れず、本techの本業もバタバタでございます。
が、しかし
アフターファイブはしっかりバイクいじり。
未だ熱が冷めておりません(笑)
時を戻そう。
あれはそう。10月某日。
臨時収入があった。
臨時収入…それは僕の大好きな四文字熟語である。
本来なら繁華街でパァッーっと使ってしまいたいところなのだが、
コロナ禍のせいで中々そうもいかず…(涙)
なので、バイクに投資することにした。
購入してからずっとやりたかった事がある。
それは何かと言うと、「前後ワイドホイール化」だ。
簡単に言うと、前後タイヤがぶっとくなるのである。
僕のバイク、カワサキZRX400の純正タイヤサイズは
【フロント】 → ホイール3.0J タイヤ110幅
【リ ヤ】 → ホイール4.0J タイヤ150幅
ってサイズ。
これをホイール交換して太くして
【フロント】 → ホイール3.5J タイヤ120幅
【リ ヤ】 → ホイール5.0J タイヤ180幅
に変更する。
リヤに至ってはZRX1100の大型バイクより太くなる。
…楽しみすぎる。ワクワクが止まらない。ワクワクの無限列車だ。
10月末日にホイールが届いた。
今回、広島県のスペックエンジニアリングさんというカワサキ車の専門ショップにお願いした。
通常ホイールをワイド化するには車体側を大掛かりな改造をしなければならない。
そこをスペックさんは、ホイールを薄くスライスする事で車体側に手を加えず装着を可能にしている。
一言でスライスと言ってもメーターギアの取付位置や、チェーンのラインの位置など一朝一夕で出来るものではない。
そこはやはり老舗ショップならではのノウハウを持っている。
そして何と言っても車検対応。
不正改造してまで乗りたくはないのだ。
まずはホイールを塗装する。
本来塗装してから納品してくれるのだが、僕的に塗りたい色があったので無塗装で納品してもらった。
どんな色かと言うと…後のお楽しみ。
11月末。
塗装から上がってきた。
春までにゆっくりタイヤ組んで、装着しよう。
…と思っていた。
やっぱり、現物を見たらそうはいかないのが世の常。
もう目の前に人参がぶら下がった馬状態。
タイヤを組んで一気に始めます!
まずは治具の製作から。
そこら辺に転がってた物を適当にくっつけた。
バイクのタイヤが真っ直ぐ浮けばOKだ。
さて、準備が整ったところでいよいよ作業開始する。
まずビフォー写真。
からのタイヤ取り外し。
硬く締まってはいたけど、すんなり外れた。
左右のブレーキディスクを交換して、メーターギアの付くところをちょっと加工。
スペックさんの凄いところは、細かな手順書が付いてくるところ。
おかげで順調に作業が進みます。
フロント完成。
うほほ。カッコイイ。
全体図。
※後ろの真っ二つに割れてるトラクターはお気になさらず…
では、続いてリヤホイールの交換。
まずはビフォー写真から。
※後ろの真っ二つに割れてるトラクターはお気になさらず…
よし。外れた。
ブレーキディスクの交換をする。
チェースプロケットは新品になった。
うおー。太い!
並べてみると違いがよく分かる。
…そして装着。
あれ?なんかナンバープレート曲がってる?
イェイ!バッチリ!完成!
…と思ったらチェーンカバーが太くなったタイヤに当たってしまうので、カバーを切った。
上手に切れた。
純正と言われても疑問を持たないくらいの出来だ。やったね!
改めて完成。
いいねぇ!春が楽しみだ!
そういや、ホイールを何色に塗ったかちゃんと説明してませんでしたね。
そう、シルバー…
に見せかけて、シルバーのラメにしちゃいました。
派手なおじさんでごめんなさい(笑)
※チェーンにピントが合ってしまう失態…
では、作業内容のおさらいです。
・前後スペックエンジニアリング製ワイドホイールキット取付
・前輪新品タイヤ取付 ミシュラン パイロットパワー2CT 120/70ZR17
・後輪新品タイヤ取付 ミシュラン パイロットパワー2CT 180/55ZR17
・ホイールシルバーラメ塗装
・チェーンカバー一部カット
※分解整備は知識と経験が必要になります。経験の無い方はプロにお願いしましょう。
以上、本年はここまで。
2021年も宜しくお願いします。
春までにどんな改造をしようかお正月休みの間、ニヤニヤしたいと思います。
本tech