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26.カヌーキャンプ in かなやま湖(南富良野町)② ~ 息子のカヌーフィッシング挑戦

タックルベリー

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前回のレポート
25.「カヌーキャンプ in かなやま湖(南富良野町)①~ドーリーの罠」
朝靄のかかる湖の真ん中でカヌーを定置させ、ガスストーブで湯を沸かす。コーヒーを淹れながら朝靄がゆっくりと薄くなり朝日が昇るのを待つ。家から持ってきた甘いマフィンを口に頬張りながら、淹れたてのコーヒーで喉を潤し『やっぱ合うね~♪』なんて笑いながら普段味わえない特別な空間でモーニングコーヒーを楽しむ・・・

なーんて事がしてみたい。

いつも一緒に遊んでいる友達とこれをやろうとすると

『今あっちで跳ねた!』
『あの波紋は大物だ!』
『旋回ー!右っ!』
『あ、コーヒーこぼした!』
『マフィン落ちた!』

となってしまいそうなので、友達と一緒のときは実現しそうにない。だが、今回の様に家族キャンプなら実現できるかもしれない。明日の早朝はカヌーに乗りながらゆったりとコーヒーを飲みたい。

と、長々と書いてみたがこれは今回掲げたミッションではない。できればやってみたいがメインではない。今回のミッションは、息子(8歳)にカヌーから自力で魚を釣らせる…結果、やっぱり釣りなのだ。
まだ上手くキャスト(ルアーを遠くに投げる)が出来ない息子には、これまでテンカラ(竿とラインと毛鉤だけのシンプルなシステム)で釣りをさせていた。

一度、近所の川でリール付きの竿で釣りをさせたときに、上手くルアーをキャスト出来ずに何度も何度もラインが絡まりそれを解消するだけで終わってしまった(親子釣りあるある)。
それでも息子リール付きの竿を懇願したが、「テンカラの方が釣れるよ」と言ってそっちを渡していた。
だが今回のキャンプではリール付きでやらせてみようと思う。そして魚を釣らせてあげたい。

その準備として私は前の週にも、かなやま湖に来ていた。
友達(埋蔵・神山おじさん)と行ったトマムでの山登りが不発に終わり、次の目的(遊び)を探しているとき、車のハンドルを握っていた私はかなやま湖に向かって車を走らせた。私達はその足でカヌーフィッシングをすることにした。載せててよかった屋根にカヌー
今回の家族キャンプはかなやま湖と決まっていたので、この湖にはどんな魚がいて、どんなルアー(疑似餌)なら釣れるのかを事前に確かめたかった。
初めて体験した大人3人で乗るカヌーはスリリングだった。積載量(乗ってる人の体重)がいつもよりも重いので、直進時のカヌーに安定感は抜群だったが、真ん中に乗る人(埋蔵)がひとたびバランスを崩すとすぐに沈(転覆)しそうになる。
カヌー講習平岩師匠にも『大人3人は危ないから辞めときな』と言われていたのを体感することが出来た。師匠ごめんなさい。

そんなこともあったが、目的だった魚が反応するルアーを見つけることが出来た。
息子にはこれで竿を振らせよう。

話は戻って家族でのカヌーキャンプ当日。
最近は、単独や友達と一緒が続いていたので、家族でカヌーに乗るのは久々だった。
久々だったが息子もすでに恐怖心は無くなっているようで、少々の波が立っていてもそれに向かって勢いよくパドルを漕いでいた。

本当はかなやま湖のカヌー散策を存分に楽しんでから、釣りをさせようと思っていたが少し風が強くなってきたので、ここで釣竿を準備して息子に渡した。息子念願のリールの付いた釣竿だ。

『い、いいの!?』

竿を受け取った息子は、渡したこっちが嬉しくなるくらい満面の笑みで喜んだ。

『いいよ。やってみな!』

キャストの仕方をもう一度イチから教えると、慣れない手付きで湖に向かってキャストを繰り返した。近所の小川と違って湖はどこまで遠く投げても障害物に当たることがないので、安心して投げさせられる。

『おぉ!できてるじゃん!』

と、褒めるとすぐに失敗するのは私譲りなので仕方がないが、失敗と成功を繰り返し息子のキャストは上達していった。もちろんまだ魚は釣れないが、これなら釣れる可能性が出てきた。
すると、それまで息子のキャスト練習を私と一緒に微笑みながら見ていたが口を開いた。

『ねぇ、ちょっと貸して』

少し渋りながらも息子がリールの付いた竿を手渡すと、も見よう見真似でキャスト。

『狙ったところに飛ぶと気持ちいいね♪』

教え方が良いのかのセンスが良いのかわからないが、ものの数投で自然にキャスト出来るようになっていた。それから息子が交互に竿を振り、カヌー上では「どっちが上手くキャスト出来るか大会」が開催された。
そうこうしているうちに、本格的に風が強くなってきたので今日は陸に戻ることに。続きは明日の早朝カヌーの時にやることにした。

陸に戻ると、キャンプ場で仲良くなった子供たちが私たちを出迎えた。
陸に着くギリギリまで竿を振り続ける息子の姿を見て『何匹釣れた?』と無邪気に質問すると、『魚はそんなに簡単に釣れないよ!』と、息子は不機嫌そうに答えた。

就寝前、寝袋の中の息子『明日何時に釣りに行ける?』と聞いたので、『起きたらすぐに行こうか』と答えると『わかった』と言って、いつもより早く寝息を立てていた。
翌朝
コーヒーを淹れる道具一式と甘いマフィンをドライバッグに入れ、早朝カヌーの出艇準備をしていると息子も起きてきた。
3人でカヌーを湖まで運び、ゆったりカヌーを漕ぎ出した。天候は相変わらず良いとは言えないが、風もなく景色がうっすら湖面に反射する気持ちの良い早朝カヌーとなった。
私たちは、とりあえず一匹釣らせたいとの思いから、昨日見つけた『ここなら釣れそうだね』と話していたポイントまでカヌーを漕ぎ進めた。
以外にもが釣りに食いついたので今日は車にあった予備の竿を追加して2セット用意した。魚を釣る気満々の息子は最初からパドルを持たず竿を手元に置いてその時に備えている。

狙っていたポイントに着いても魚はなかなか釣れなかった
だが、上手くキャストすることに楽しみを見出した息子は、近くで魚が跳ねるとあっちだこっちだ言いながら楽しそうにキャストを繰り返した。釣りをしていると時間が進むのが本当に早いもので、気付くとあっという間に2時間が経過していた。

私はスマホの天気予報アプリを見ながら徐々に近付いている雨雲を気にしていた。なんとか1匹だけでも魚を釣らせてやりたいが、湖上で雨に当たることは避けたい。
そろそろ時間ギリギリだなーと腕時計を確認していると、急に息子が叫んだ

『引いている!引いてる!』

何度も何度もキャストして初めて大きくしなった竿を持った息子は、力いっぱいリールを巻いた。そして湖面から魚が顔を出した瞬間、息子の緊張が最高潮に達した。

『魚だ!』

ようやくカヌーの近くまでたぐり寄せると、バタバタと暴れる30cm程の魚はのアシストした網に無事に収まった。この瞬間、息子は魚を釣り上げることに成功した。
『やったね!』『良かったね!』と私たちが声を掛けると少しの沈黙の後、安堵のため息と一緒に『よかったー』と一言だけ漏らした。
その後、負けじと嫁も1匹釣り上げたところで陸に戻ることにした。

陸に戻ると、早起きしていた子供たちが出迎えてくれた。
昨日同様、『何匹釣れた?』の問いに

『2匹釣ったよ!こんなデカいウグイ!』

息子は昨日と違って誇らしげに自慢していた。
魚種はともかく私はミッションをコンプリート出来たことにひと安心だった。

ほどなくして雨が落ちてきた。
昼頃まで本格的に降り続く予報だったので、私たちはタープに避難しゆっくり朝食を取ることにした。私はカヌーの上では開かれることのなかったドライバッグから道具を取り出しモーニングコーヒーの準備をした。

(つづく)

ここでは十勝でひっそりとカナディアンカヌーを始めた記録をレポートしていきます
■「かなやま湖畔キャンプ場」
北海道空知郡南富良野町東鹿越

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キャンプがしたくなりました

親子で釣りやってみたくなりました。

埋蔵>ボウズ間際のウグイに何度救われたことか...byタックル

おいらは未だにウグイでもうれしいよ!魚釣れるだけでうれしい。 by埋蔵

美味でしたが、次こそ夢のモーニングコーヒーを頂きたい!byタックル

喜ばなくなったのか・・・。>
いつから魚にまでランク付けをするようになってしまったのか....byタックル

嫁さんが釣り名人になるのをなんとか阻止せねば親父の威厳が保てません× byタックル

ウグイだったお陰で次の目標がまたできるってもんです!byタックル

さぞかしモーニングコーヒーが美味しかったことでしょう。

我々はいつからウグイを釣っても喜ばなくなったのか・・・。

釣り名人の奥さま、撮影までこなしてらっしゃる!!

ご子息がデカイウグイを釣れて、よかった。本当によかった(涙)

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