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キャンピングカーで日本最北端まで道内旅行して気づいたこと

クッパ

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学校の夏休みといえば8月31日(または24日)までというイメージがあるでしょう。しかし帯広では小学校が19日、中学校は15日までとなっており、すでに2学期が始まっています。

そんな短い北海道の夏ですが、ここ2年くらいで起きている異変があります。
それは、異常に増えたキャンピングカー。



日本RV協会の調査によれば、保有台数は2015年〜2017年で10%くらいの伸び率となっていますが、レンタルカー業者も増えており、こちら北海道、特に「道の駅」駐車場では体感的にここ2年で2〜3倍くらいの増加率で、めちゃめちゃ増えています。

前述の調査によれば「定年退職された方が増えているから」というのが理由らしいが、この異常な増え方にはもっと理由があるはず。

ということで、レンタカーを借りて調査してきました。



今回、千歳に店舗のある業者からキャンピングカーをレンタルさせていただきましたが、パブリシティ的な匂いは出したくないので会社名は伏せておきます。
ちなみに十勝の更別村にもキャンピングカーをレンタルしている会社があるので、とかち帯広空港を起点に活用を検討されてるかたはそちらも調べてほしいと思います。

この計画は6月に家庭内決裁が下りていましたが、ハイシーズンである8月はどこも予約がいっぱいで、かつ「5日以上の貸し出しのみ」という店舗が多い。
今回お借りしたところも予約は一杯だったが、ちょうど予約が空いていた3日間だけ、なんとか特別に貸していただくことができました。



3日間の走行ルートは上記の1,150km、走行時間はちょうど20時間。
これは、東京から淡路島まで行って戻ってくる、くらいの距離ですが、でっかい道民にとっては特別に長い距離ということはありません。余裕です。


↑日本最北端のモニュメントを利用して撮ってきた小学生男子の写真

私の旅行記などには需要がないと思うので、ニッチな視点でプロスとコンズをまとめていきます。


【素晴らしいと思う点】

(1) ゆっくり走る北海道は最高だった
ハイエースがベースのキャンピングカーとはいえ、走行性能は良くないため必然的にスローペースで走ることになります。
キャンピングカーはみんなの追い越し対象です。一般道でもガンガン抜かれていきます。むしろどんどん譲ります。
「先に行ってください」という何らかのサインを出したあと、抜いていった車がハザードで「ありがとう」を出す、みたいなコミュニケーションが生まれます。そんな余裕のある運転を、みなさんは普段からできているでしょうか。
また、1,150kmという長距離でしたが、不思議とほとんど疲れることがありませんでした。ゆっくり走ることで目が処理する情報量が少なかったのだと思います。これは今回の旅行で一番の発見だったかもしれません。

(2) 早朝移動と、最高の仮眠
普段はAM2時くらいまでYouTubeを聴きながらダラダラと起きてる筆者ですが、キャンピングカーだと遅くてもPM10時くらいには寝ることになります。
子供が寝るスペースを設営するため、ダイニングルーム的なシートとテーブルをトランスフォームさせてベッドにしてしまうことから、ゆっくり1人で飲みながら夜更かしすることは許されず、Wi-Fiも無いのでダラダラできません。
その日のうちに寝る。なんて健康的なのでしょう。そしてAM5時くらいに目が覚める。
そんな早朝に目が覚めたところで、やることは特にありません。ただ、キャンピングカーの場合、パジャマのまま出発できちゃいます。早朝2時間くらい移動する、これはかなり効率が良いです。行程に余裕が生まれます。
そして朝ごはんを食べたあとや、昼ごはんを食べたあと急激に眠くなるので、キャンピングカーで仮眠するのです。この仮眠が最高に気持ちいい。夜にぐっすり眠れなくても大丈夫。昼に爆睡できます。


↑写真はクッチャロ湖にて息子が撮った写真。中で私が仮眠しています。

(3) 拠点ごと移動するという発想
キャンピングカーの居住性を特筆するとすれば、「寝る」「立つ」「食べる」の3点ではないか思います。
「寝る」は想像しやすいでしょう。便利なのは「立つ」ことができること。着替え、ウォークスルー、調理などが可能になり、ストレスのない生活空間が、そのまま動くのです。
またシートとテーブルというダイニングセットで「食べる」ことができるため、コンビニで朝食を調達してそのまま駐車場で食べたり、道の駅やサービスエリアの休憩所が混んでいても問題なし。
駐車するスペースと、トイレさえあれば生存可能性が確保され、見知らぬ旅先でも挙動が安定します。


【残念だった点】

(1) 電気のある快適な生活は、そんなに望めない
最も残念だった点がこれ。バッテリーがヘタっていたのかもしれないが、エンジンがかかっていない状態では室内灯と冷蔵庫(最弱設定)のみONにした状態で、30分ほどしか持たなかったのです。
念のため用意しておいたLEDランタンが大活躍。そしてスマホの充電ができずにモバイルバッテリー残量との戦いとなりました。
キャンピングカーをレンタルするなら、電気のある生活はあまり期待しないほうが良く、最低限のキャンプ道具を用意することをおすすめします。

(2) 後部座席シートの性能が悪い
後部座席はベッドにトランスフォームする機能を備えているため、シートとしての性能は無いに等しいのです。
まず、リクライニングはできません。また、走行中にシートが動いたり、クッション部分が外れたりして、都度直すのがめんどくさい。
ましてや制動距離が長く、路面の凸凹を吸収することはできないキャンピングカーの後部座席は、ハッキリ言って快適ではありません。
ただ、空間が広いので体勢を変えたり座る場所を変えたりすることでそのストレスはキャンセル可能。そのため、7人乗りの車両なら、5人くらいまでにしておくことをおすすめします。

(3) 運転席が孤独
運転手である私以外の家族メンバーは、移動中は後部座席でDVDを見たり、ポケモンカードをやりながら楽しそうにしているわけです。
助手席には誰もいません。
「冷蔵庫からコーヒー取って」などとお願いしようにも、距離があるので大声を出さないと私の声は届きません。
後部座席は楽しそう、運転席は孤独。悲しいけどこれが運命なのよね。


キャンピングカー調査結果「ハイエースが欲しくなる」
今回の調査によって、キャンピングカーは人間性の回帰をもたらすということがたぶんおそらく証明されました。
また、車を選ぶ基準として走行性能より居住性能が優先されるという価値観がインストールされました。

もし、この記事を読んでキャンピングカーを借りようかなと考えている方、どの店舗も人気なので予約を取るならお早めに。
個人的には、夏休みに暑い車内で寝苦しい思いをするよりは、FFヒーターで快適な10月くらいがおすすめです。たぶん。

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なるほど。夢を乗せて走るラクダ、か… ラクダ?!

詰まっているのは夢です

ポンパドールではなくリーゼントです!

前から思ってたんですが、運転席の上部、フロントにせり出してポンパドールみたいになってるヤツってなんですか?栄養が詰まってる?ラクダ的な?!

更別村のキャンピングカーレンタル会社が気になっている。

「ハイエースが欲しくなる」←めちゃ共感!めちゃ欲しい。

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