アクションカムで知られる米GoPro(ゴープロ)社から、満を持して全天球カメラ「GoPro FUSION」が発売された。
個人的なワクワクが詰まったガジェットの登場である。
全天球カメラ(ぜんてんきゅうカメラ)とは、
上下左右全方位の360度パノラマ写真・動画が撮れる撮影装置。360度全方位カメラ、VRカメラとも呼ばれる。(Wikipediaより引用)
職業柄様々な全天球カメラを試してきたが、スティッチ(※1)のズレが気になったり、画質が悪くて映像がブレブレだったり・・・とても満足のできる代物には出会えなかった。
チクショー!!
仕事で使用している高性能全天球カメラを個人的な道楽のために持ち出すには(失くしたり、壊したり…)気が引ける。
もっと手軽に遊べるタフな相棒が欲しかった。
※1 スティッチ…全天球カメラは複数の魚眼レンズで撮影した映像を繋ぎ合わせて1つの「全天球映像」にする。この処理をスティッチ(縫い合わせ)作業といい、この時に生じるスティッチのズレが映像の質を左右する。
しかし、このGoPro FUSIONの発売で状況は一変!
5.2K解像度という申し分ない画質と、内部スタビライズ機能(※2)やハウジング(※3)無しでの防水機能など、あらゆる環境下での撮影に期待がもてる。その分、他の全天球カメラより値段は若干はお高めだが…!
※2 スタビライズ機能…手持ちの映像素材の手ぶれを抑えスムーズな映像にする機能。
※3 ハウジング…防水用のカメラプロテクター
GoPro公式サイトで注文してから3日で到着。
はや!
この佇まい。
アクションカムというジャンル、魚眼レンズが前後に2つ付いておりバッテリーの大きさも相まって通常のGoProより大きめだが、いかにもというデザインでタフそう。良いね〜。
開封して早速テスト撮影を行った。
帯広から車で約1時間半。マリモで有名な阿寒湖で、冬の風物詩・ワカサギ釣りのシーンを撮影。
※釣れた瞬間を撮影したかったのだが、なかなかタイミングが合わず。ズルをしようとみっともない姿に…
↓コチラがそのテスト動画
※スマホでご覧の方は「Youtubeアプリ」が必要です。アプリをインストール後、下記リンクからご覧ください。※Wi-Fi環境・4K画質推奨
※PCの方は下記動画を再生後、画面内をグリグリ動かしてみてください。
今まで散々悩まされたスティッチの継ぎ目がほとんど分からないレベルで奇麗。これは画期的!
個人的に遊ぶにはもうこれで十分!仕事でも使えそうな予感がする!
夢は広がるばかり。