11月といえば紅葉もすでに終わりを迎え、どことなく秋の寂しさを感じる頃。日増しに寒さが身にしみる季節になってきた…。
しかし、この時期にしか見ることのできない「黄金に輝く落葉松(カラマツ)群がある」という噂を耳にしたのだ。
日の光を浴びて黄金色に輝いているらしい…。
「まだ冬を迎える心の準備ができていない。」
「残る秋(ノコルアキ)を探したい。」
そんな想いで調べているうちに、十勝川温泉周辺で雰囲気の良さそうな場所を発見した。そこを今回の目的地とし、さっそく捜索することに。
残る秋(ノコルアキ)
秋の過ぎ去ろうとすること。それを惜しむ気持ちもこめられるweblio辞典から
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花時計ハナックがシンボルの十勝川公園を登ってすぐに「十勝が丘展望台」がある。
眼下には十勝川温泉街、その向こうには雄大な十勝川が流れ、さらには広大な十勝平野が望めるという珠玉の展望スポットだ。
十勝が丘展望台からの景色もまた絶景なり。
そこからさらに奥へ入って林道をひた走る。
黄金ロードを抜ける
「本当にこの先にあるのか…」と、徐々に不安になる気持ちを抑え走り続けると、突然ひらけた場所に出る。ここが今回の目的地、「オサルシナイ林間広場」だ。
周囲を山々に囲まれ、とても静かな所。
以前はキャンプ場として賑わっていたようだが、現在はキャンプ禁止となっている。
広場奥には吊り橋があり、そこから続く散策路は、森林浴に最適だ。
この時期にしか見ることのできない、なかなか壮観な景色と出会えた。
黄金に輝くカラマツの紅葉が終わると、もう雪の季節だ。
●オサルシナイ林間広場
河東郡音更町字長流枝
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