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デジイチ料理講座の番外編。シズル感、ライブ感、持ち上げ、とろ~りの紹介回だよ!
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日に日に寒さも厳しさを増している今日この頃。
皆様方におかれましてはいかかがお過ごしでしょうか。
もういくつ寝るとお正月!という事で、長いお休みに思いを馳せている頃ではないでしょうか?
しかーし!飲食業はガチで忙しい。
お節料理も同時進行だとマジでヤバイんすよ。
雪でも降ろうもんならさらに時間が奪われていくので
大変です。
まあここで、愚痴をこぼしても始まらないので頑張って書きますよっと!
というわけで今回のネタは!
シズル感、ライブ感、持ち上げで料理写真をチョット良い感じに
仕上げてみよう。
えっ?けっして忘年会とおせちに追われて忙しいから
前に撮った写真でお茶を濁そうなんて思っていないからねっ!
ま、まあ。そ、そういう訳だからさっそく行くよトカチニッチ!(汗
シズル感?なにそれ旨いの?
という方のために説明すると、旨いの?じゃなく、旨そうなのです。
元々は英語のsizzelという擬音だそうなんですよ。
いわゆるお肉を焼いたときのジュ!とかジュワッ!みたいな。
そこから料理の擬音は全てシズルというみたいですね。
質感というか美術用語のマッス的な?色や重さ硬さ味、におい
明るさや感情その他も内包していると(←えっ?何言ってんの?)
その他にもグツグツ、キンキン、ほわ~っ、とろーり、みたいな
美味しそうな音を写真に写し込めると食欲をそそる写真になります。
グラスに付いた水滴や鍋から立ち上る湯気などがあると
熱さや、冷たさを連想させ、思わず飲んだり食べたくなりますよね。
というわけでさっそく写真を見ていきましょう!
最初は鯛茶漬けの登場です!
まずは撮って出しの写真から。
例によってチョット暗めですが美味しそうですね。
ちょっと明度をいじって湯気を合成してみます。
おおっ!美味しそうが3割増しになりました。
これに急須から熱々のお茶を.....
スンマセン、嘘つきました。冷たいお茶をかけて湯気を合成
した写真がコチラ。
シズルにライブ感も加わりました。
そして鯛茶最後の写真は?でた!持ち上げ!最高かよ。
言わずもがなですね。
見たとおりです!
もちろん鯛茶漬けはこの後スタッフがおいしく頂きました。
この時は確か鯛茶を3杯も食べたような......
お次は野菜をみずみずしい感じを出すために水中に投下してみました。
野菜に霧吹きで水をかけたり艶を出すのに油を塗ったり、水飴を塗ったり色々表現の仕方はありますが水に放り込むのはポピュラーな表現方法ですよね。
でも、意外と大変です。難しいことはないのですが重たい水槽の水を何度も替えたり
手がふやける程何度も野菜を投下したり、シャッタートリガーが濡れて壊れたり、部屋が水浸しになります。
そして万難排し乗り越えて撮影した写真がコチラ。
次はライブ感てんこ盛りのよくある飛び出す絵本じゃなくて液体!
撮り方は簡単でグラスを放り投げて良い感じで中身がこぼれれば
終了!なのですが、なかなか上手くいかないですね。
一人で写真を撮る限界を感じるときもありますが、そこは工夫で
乗り切ります。
仕掛けを作るのもまた楽しいので、ああもあろう、こうもあろうと
想像しながら楽しんでいます。
色相を変えて3パターン。
お次はとろ~~りな写真を一枚。
美味しそうですね!蜂蜜屋さんからオファー来ないかな?
ビールも色々なパターンを撮りました。
だって、ねえ。これぞ趣味と実益(趣味じゃないかw)を兼ねた素晴らしい被写体!!!
泡がね。すぐに消えるんですよ!という事はもったいないから飲みますよね?
捨てませんよ。
はい。飲んでは押し(シャッター)飲んでは押し、押しては飲み、押さなくても飲む!飲む!
撮影関係なしに飲む!
素晴らしい被写体ですね。また練習したいな。
ビールにどーーーーーん!
ビールとくれば次に来るのが大好物のウイスキー!
しかし世の中そんなに甘くないのです。
じつは、ウイスキーはもったいないので薄めた醤油です(涙
心なしか写真の表情も暗めですね。
最後に日本酒の写真をご紹介。
はい。皆様もうお分かりですね。
ただの水です。アルコール分0%です。
お猪口にお水を注いだだけでは面白くないので少し水滴を垂らしてあげると
グッと表情がでて美味しそうに見えますよね。
あっ!忘れてた!
コーヒーの湯気ありと湯気無し。
やはり湯気があると盛り上がりますね。
入れているのはもちろん冷たいコーヒーです。
いや、しかしあれだね。マウスでドラッグしてビフォーアフター比べられるやつ?
神様はいつになったら実装してくれるのかな?
忙しいのかな?まってるよー。
というわけで、また次回の記事でお会いしましょう。
またねー。