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17.カナディアンカヌーはじめました~カヌー練習場所を発見!

タックルベリー

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前回のレポート
16.いよいよ念願の家族でカヌーデビュー(最終回)【師匠の金言付】

カナディアンカヌーに乗ることを決意した昨年10月。
勢いでカヌーを購入した今年1月。
ようやくカヌーを手に入れた3月。
仲間とカヌーポートを建てた4月。
師匠からカヌー講習を受けた5月。
家族でカヌーデビューできた6月…

見て見て!と言わんばかりに庭にドンッ!と置いてあるカヌーを見たご近所の方に『カヌーやるんですね』と話しかけられても、『いやー実はまだ乗ってなくて…』って苦笑いせずに済む。

もう言える...
胸を張って言える...

『カヌーはじめました!』って。


さて、カヌー講習を受けたからといって、思うようにカナディアンカヌーを操れるかと言ったらそうではない。正しい漕ぎ方を知ったというだけで、それを得たのかと問われると答えはNO
何度かカヌーに乗っているうちに、少しずつだが真っすぐ進むコツは掴めてきた。頭で考えなくても行きたい方向にカヌーを操作出来るようにもなってきた。
だが、平岩師匠に教わったことはまだまだある。それらを早く自分のモノにしたい。そのためにはもっと練習しなくては。もっと上手くなりたい

家族でカヌーデビューした屈足湖は、カヌーの練習をするにはとてもいい場所だが車で1時間はちょっと遠い。正直、気軽に行ける距離ではない。
もっと気軽に練習できる場所が欲しい。

「ちょっと郵便局行って、帰りにカヌー乗ってくるわー」

くらい気軽な距離が良い。

理想の練習場所の条件としては
・近い
・流れのない水辺
・カヌーが下ろしやすい
・人目に付かない
・熊が出ない...

なーんて、ちょっと欲張りすぎか?(笑)

いつもの練習場所、屈足湖からの帰り道。
車にカヌーを乗せたまま、以前から気になっていたある場所へ寄ってみた。

帯広川/札内川合流点親水公園
この公園はもう何年も前に水没していた記憶があった。到着するとそこは想像していた以上に荒れ果てていた。2016年の台風の影響か、たくさんの流木が流れ着いたままの状態だった。以前は通れたはずの道路も通行止めになっていた。

『やっぱり駄目か…』

諦めて帰ろうとすると、そこに流れ込んでいる川の存在に気付いた。

『こんなとこに川あったんだ...』
この辺りになると、この帯広川はほとんど流れを失っていた。
川なのに流れがない。川なのに。
流れの無い川なんて釧路湿原まで行かないと無いと勝手に思っていた。

しかも、ここは川のすぐ近くまで車で入って行ける。川の淵まで階段になっているのでカヌーの乗り入れもしやすい。人目に付かず熊も出ない。しかも家から車で5分
まさにカヌーの練習場所として理想的な川だった。

『み、見っけた...』

私は焦る気持ちを抑え早速、カナディアンカヌーを車から下ろした。
そして周りに人が居ないことを確認し、カヌーをゆっくりと川に浮かべた

カヌーに乗り込むと、川の上流に向かって、ゆっくりと力強くパドルを漕ぎ始めた。
川デビューの瞬間だった。
カヌーは川を上っているのだが、流れがほとんど無いので漕げば漕ぐだけカヌーは進んだ。グングン進んだ。

木々に囲まれた幅10m程の決して大きくないこの川は、これまで乗った湖とは全然違った。所々に魚の隠れ家となっていそうな場所をいくつも見つけた。ただ川を上っているだけなのに心躍った。

川で乗るカヌーは「冒険」って感じで、とてもワクワクした
軽快にパドルを漕ぎ進めていくと、川の脇にある林の中から物音がした…

『ガサガサッ!』

動物かな?
と思って川の側面の林の中を目を凝らしてみた…

そこにはなんと人がいた
お婆さんがたった1人で林の中にいた。

薄暗い林の中で微動だにせずにこちらを見ている
はっきりと目が合ってしまった。
驚いた私はパドルを漕ぐ手を止めてしまった。

動けないままゆっくりと川を流れるカヌーと私
動かずに無表情でこちらを見つめるお婆さん

お互いに視線を外せないまま、さっきまで漕いでいたカヌーの推進力のおかげで距離は少しずつ離れていった…

なぜあそこにお婆さんが...
なぜあんな薄暗い林の中に...
あそこに何かがあるのか?
ちゃんと考えると急に怖くなった。

あっ!あれだ!
きっと山菜を取りに来ていたんだ。
あそこにはとても美味しい山菜が生えている…
きっとそうだ。そうに違いない!
ギョウジャニンニクか、フキか、タラの芽か...
きっとそうだ…それしかない!



……

………

忘れよう
この事は忘れよう

私は無かったことにして、再びパドルを漕ぎ進めた。
さらに数百メートル漕ぎ進める頃には、すでにライフジャケットの内側は汗で濡れていた。
持ってきていた水筒で喉を潤していると、再び何かの視線を感じた…
恐る恐る視線を向けると...



キタキツネだった。

ホッとした。
今年一番ホッとした。

『お前(キタキツネ)かよー♪』

と、思わず話しかけてしまったが、このキタキツネも私をジッと見つめたまま動かなかった。私が去るまで全く動かなかった。しっかりと私と視線を合わせたまま…薄暗い林の中で見たあのお婆さんと同じ様に…



……

………

忘れよう
あの事は忘れよう

まさか家から5分の距離に、こんな理想的な練習場所があったなんて。
とりあえず、ここを練習フィールドにしようと決めた。

こんなに近いのになぜもっと早く見に来なかったんだ...といくら悔やんでもこれまで消費したガソリン代は帰ってこない。グッバイ諭吉。

忘れよう。
お金のことは。

忘れよう。
あのことは...

(つづく)

あ、そういえば、ココは最近公開された ショートフィルムのロケ地にもなってたね。


ここでは十勝でカナディアンカヌーをはじめた記録をレポートしていこうと思います。

つづきはこちら
18.「運命の出会い...こんな身近にいた!カヌー乗り大学生K」
■ 帯広川/札内川合流点親水公園
北海道帯広市東15南4地先

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同じデビュー組がいて心強いです!不定期更新ですがお付き合い下さいませ(タックル)

あれはやはりアレなのか…(怖)

毎回楽しく見させてもらっています。
同じく今シーズンから漕ぎ出しました♪
これからも楽しみにしています!

いるよ。そこ。

ついに見たかい。

森に帰ったラスカルに遭遇してほしい!

その視線は、奇異の目というヤツですね♪あるある~

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