あー、やめときゃよかった。
以前、ここを読んでる友達が『〇〇(私)の文章は中学生でも読みやすくて良いね』と、誰もが欲しがる「良いね」を頂戴したが、今になって褒められた訳ではなかった事に気が付いた。もっとわかりやすく指摘してね。気付かないから。
「どうやったら上手く書けるかなー」と、参考にこのトカチニッチの他のライターさんの記事と比べてみると…「根本的に違うんだな!」と、すぐに文章力の向上は諦めることにした。
文章は書いているうちに、いきなり急にバシッと勝手に上手くなる事を期待して他の伝える力を向上させようと思う。そこで目を付けたのが…
写真(画像)だ。
ここで紹介しているレポートに使用している写真(画像)はスマートフォン、一眼レフ、GoPro(ゴープロ)で撮っているが、全てが防水ではないので水上と陸上とで使い分けをしている。
※まだカヌーに一眼レフを乗せる勇気はありません
何といっても気軽に撮れるのはスマホだが、防水性能や落水するリスクを考えると水上での出番はごくわずかだ。
その点、アクションカムというだけあって防水性能の高いGoProは水の中での撮影も可能で、水上スポーツのカヌーとの相性は良い。
カヌーの上でGoProを使用する際、GoPro+自撮り棒のスタイルが常なのだが、片手がカメラに取られるとパドルの操作が十分に出来なくなってしまう。(これは釣竿も一緒)
カヌーが暴れないように、同乗者に『写真撮るからちょっと漕がないでー』と言うのも煩わしい。
それでも右手にカメラ、左手パドルを持ち頑張って舵取りしながら撮影するとこんな画像(↓)になる。
カヌーに乗っていると普段見れない景色が見られるので、つい写真に収めたくなるのだが、あとから見返していて楽しいのは美しい景色よりも一緒にカヌーに乗ってる人が写っている写真(画像)だ。だが、最近この構図ばっかりで面白くない。
また、カヌーに乗っていると「今の映像(画像)で残しておきたかったなー」と思う場面が急にやってくる。息子が魚を釣り上げるシーンや、草の茂みからいきなり大きな鳥(サギ?)が現れたり、カモの親子がカヌーと並走して泳いだり…etc。これらは起こってからカメラを準備していては間に合わない。
そこで今回、撮影方法を考え直すことにした。
理想はカヌーを含めた周囲の景色をずっと撮りっ放しにできる固定カメラみたいなイメージ。
それを可能にするカヌー専用のGoProマウントを考える。
マウントに必要な条件は以下の様になる。
お久しぶりです。D・I・Y。
『さぁ、はじめようか』
と、その前に!
これまでのこと(竿受け・カヌードーリー)があったので...
懲りずに…
ホームセンターに行く前に、ちゃんとネットで類似品が無いか調べた。
検索するとすぐに、いくつか見つかったが取り付けの際にカヌーにネジ止めしなきゃいけない物や、カヤック用で取り付けが困難な物ばかりだったので、今回は自分で作ることにした。
『さぁ、はじめようか』(再)
毎度おなじみざっくり設計図。
簡単に説明すると、L字型のマウントをカヌーに引っ掛けて、マウント自体の重さで固定するだけ。こんなんで固定できるか最初は不安だった。
ホームセンターで用意した材料は以下の画像の通り。
・イレクターパイプ2本(120cm・90cm)
・イレクタージョイント各種
・Dカン(ステンレス)
・ゴムバンド(フック付き)
・ポールマウント(GoPro用アクセサリー)
※ポールマウントだけは家にあったものを使用
まずはイレクターパイプを必要な長さに切断。専用工具があればクルクル回すだけで簡単に切ることができる。
①とりあえず組んでみる
②実際にカヌーに設置してサイズ調整
③ポールマウントは先端に設置(可動式)
④長さと位置が決まれば接着剤で接着
ここで使用する接着剤はイレクターパイプ専用で、お互いを溶かして溶着固定する仕組み。一度接着したら取れない。驚くほど取れない。
実際にGoProを付けて画角を確認してみる…
画面のアップ… ※住宅地なのでモザイク処理済
『よし!イイ感じだ!』
最後にカヌーにしっかりと固定するために、マウント側に取り付けた「Dカン」とカヌーから出ている「カヌーロープ」を「ゴムバンド(フック付き)」でお互い強く引っ張る様に繋げれば…
『ジャーーーン!!!』
そして、実際にカヌーに乗って撮影した画像がこちら…
もう一丁!
動画で撮りっ放しにしてしまえば後からゆっくり画像を切り出せるので、記録作業を気にせず純粋にカヌーを楽しめそうだ。
ちなみに今回かかった費用は1,200円程度。
マウントはズレることなく、撮影した動画や画像にほとんどブレも無かった。あえて反省点を言うともう少し高い位置から撮ってみたいかなーと。
今後、撮りたいシーンに合わせて長さの違うマウントを製作しようと思う。そしてどんどん増やしてシリーズ化していこう。第一精工の「受太郎」の様に。
(つづく)
ここでは十勝でひっそりとカナディアンカヌーを始めた記録をレポートしていきます
つづきはこちら
31.「屈斜路湖(弟子屈町)で温泉カヌー」