ある日。
古本屋で時間を潰しているときに
何気なく手に取った本「カヌーワールド」。
この本がカヌーを始めることになったきっかけ。
このときはカヌーを買う気なんてさらさら無く、ただ、なんとなく「遊びの知識」を増やすために買ってみた。家に帰りパラパラとこの本を読み進めていると「カヤック」の情報が大半を占めるこの本で、「カナディアンカヌー」を紹介しているページに目が留まった。
『カヌーと言えば、コレだよなー』
『もし乗るとしたらコレだなー』
もし自分がカヌーを手に入れた時のことを想像してみた。とりあえずやってみたいことをその辺に転がってたメモ帳に箇条書き…
・家族で乗る
・友達と乗る
・カヌーで釣り(単独・友達・子供と)
・カヌー持って湖畔キャンプ
・カヌーで川を下りながらキャンプ…
止まらない。
次から次へと溢れる出て来る楽しそうな妄想に胸が高鳴った。
『面白そうだ!』
『絶対楽しいヤツだコレ!!』
善は急げと、まずは「カヌー体験」に行ってみようと考えたが、残念ながら近郊でやってるサービスはシーズンオフを迎えていた。それから本やネットで情報収集する日々が続いた。調べていると、カヌーの置き場所や運搬方法など避けては通れない問題がすぐに浮上した。
実際にカヌーを所有する事を考えると、カナディアンカヌーはハードルが高かった。だがカヌーに乗りたい欲が止まらないので、諦めずに調べ続けることにした。何か解決方法があるはずだ…。
するとカナディアンカヌー同様に複数人乗ることができて、しかも組み立て式で収納や運搬にも場所を取らない「フォールディングカヤック」の方が良いのでは?と、思い始める。
そこで今度は「フォールディングカヤック」について詳しく調べることにした。所有する際のハードルはグッと低くなり、水上を遊ぶという同じ目的ならコレでも良いかもしれないな…と思い始めていた。
だが、調べれば調べるほど頭から離れない。最初の『もし乗るとしたらコレだなー』が忘れられない。
いや、本当は気付いてた。もう既にカナディアンカヌーに乗ると、決めてしまった自分がいることに!
オンシーズン(たぶん5月頃?)までの間に、ゆっくり情報と知識を蓄えようと心に決め、まずはスマホの待ち受け画像をコレ↓に変更。
しばらくスマホの画面を見るたびニヤニヤしようと思う。
(つづく)
ここでは、カナディアンカヌーを所有して
さらには実際に水面を漕ぎ出すまでをレポートしていこうと思います。
つづきはこちら
02.「いきなりカナディアンカヌーをゲット(36歳男初めてSFを手に入れる)」