なので、僕のトラックはほぼ農村地域を走っている。
信号もほとんど無い雄大な十勝平野を今日も駆けるのである。
しかし、このトラックの音響設備はというと…スピーカーが前に2つあるだけ。
ちょっと寂しくないかい?
と言うことで、(随分前になるが)スピーカーを後ろに後付けした。
こりゃ良い!最高だ!
と思っていたのも束の間、左の後ろから音割れがし出した。
低音時にバリバリ音がする…
これじゃあ、ラジオから流れるあいみょんも髭男も口ずさむ事が出来ないじゃないか!
じゃあ直しましょ。
と、その前にカー用品店にも行ってみた。
あら?無い。無い。無い。
どうやら「ボックススピーカー」という代物は、過去のアイテムのようだ。
じゃあ改めて直しましょ。
まずはスピーカーを取り外す。
ADDZEST…
昔は憧れのメーカーだったが、ネットで調べてみると、2006年にクラリオンに統一とある。
随分前にメーカー自体が無くなっていたようだ。
半田ごても新調した。
今回は老舗メーカーのHAKKO製をチョイスしてみた。使ってみると素晴らしかった。
なぜ今まであんな半田ごてを使っていたのかと思ってしまった…。
溶かした半田がゴテゴテに…割愛しよう。
ブラケットがボックススピーカーにはまるよう加工した。
両端を切り落とし、新たに4箇所穴を開け、そこにおNEWのスピーカーをセットした。
見た目もカッコイイ。
だが、ADDZESTのケースに中身はKENWOODというチグハグ具合だ。
服装で例えるとアディダスのトレーナーにナイキのジャージってところだろう。
そしてボックスにスピーカーをドッキング。
曲がっている…(笑)
まあいい。
聞こえてくる音が曲がって出てくる訳ではない。オーディオマニアに見られたら怒られそうだが、僕的には全く問題無い。想定の範疇だ。
最後にツイータースピーカーを半田付けしてセット完了!
バッチリ(の予定)だ。
画像左のスピーカーは、外したままの状態。スピーカー周りの防振ゴムみたいなのがほとんど無くなっていた。
そこで防振ゴムの代わりに隙間テープを取り付けてみた(画像右)。
ご察しの通り何も効果は無かった(笑)
ついでに作業台の紹介。
このサイズ感がとても気に入ってる。
実はこの作業台は、とあるものを流用している。今風に言えばリユースだ。
何だと思いますか?
残念。はずれです。
正解はトラックの後ろのアオリを流用した。でした。
強いて言えば天板がアルミの縞板だから、今度上から鉄板を乗せるか。
そう言えば昔、先輩が「今度とおばけは見たことない」ってよく言ってたっけ。
いやいやそれ言うなら「今度とお化けは出たことない」だからね…
交換した後のスピーカーは柱のオブジェと化している。バング&オルフセンのCDプレーヤー顔負けのセンスだ。ちなみに別の柱も同じような状態の箇所がある。
バッチリ完成したところで、仕事で高速道路に乗って由仁町まで納車に行ってきた。
平日ってこともあったが、高速道路はガラガラだった。
休校中で暇してる息子も隣に乗せていった。
早く新型ウイルスが収束しないかなと思いながら、ゴキゲンになったスピーカーから流れるラジオの曲を口ずさんだ。
ちなみにその曲はあいみょんでも髭男でもなく、「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」の「パワー・オブ・ラブ」だった…
もちろん大好きだ。
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