帯広のoto design (オトデザイン)が運営する洋服ブランド『Sjundehimlen(ヒューデヒムレン)』。 今回は、oto designの代表であり洋服の作り手でもある小野寺さんのインタビューをお届けします!
といっても、小野寺さんとは一度もお会いしていません。 このご時世なので、対面することなく(テキストと画像のやり取りのみで)取材を敢行しましたょ♡ ふぁお~
というワケで…
狂虎 「おじゃましま~す」
※読者の皆様へ 以後“小野寺さんの作業場に伺った”という設定で進めます。 オンライン取材&編集力の限界です。ご容赦ください。
狂虎 「あ。 小野寺さん、はじめまして! 狂った虎と書いて狂虎(きょうこ)と申します。 よろしくお願いします!」
※この自己紹介は妄想です。 記事中の画像はご提供いただいたものです。
※設定が強引なので、文と画像が多少かみ合わないこともあります。 ご容赦ください。
狂虎 「さっそくですが、ワタクシ、ファッションにはうるさい方ですし、リカちゃんドレスなら作ったことがあります。 でも、人間用の洋服は作ったことがありません。 まずは、洋服作りの工程を教えていただけないでしょうか?」
洋服ができるまで
小野寺さん 「最初にデザインを大まかに考え、絵に落とし込みます。 そして、『ファーストパターン』という型紙を引きます。 それをもとに、形を見るための『トワル』を仮で作ります。 形の手直しをしたら、本番用の『工業用パターン』という型紙を起こします」
小野寺さん 「次は、生地の裁断です。 生地に型紙を置いてカットし、パーツをつないで縫っていきます。 仕上げに、アイロンをしっかりかけたら完成です」
狂虎 「型紙は1回作ればOKってものじゃないんですね。 面倒く…(自粛)… そんなに手間のかかる仕事を、1人でこなしていらっしゃるんですか?」
小野寺さん 「私の場合は、イメージしたものが様々な工程を経て一着の服になっていくこと自体が最大の楽しみなんです。 作業は1人で行うことが多いのですが、縫製の部分でお手伝いしてくれている仲間がいますよ」
狂虎 「なんかスミマセン…」
1人で良い仕事をするために
狂虎 「ところで、ここのところテレワークに切り替わった人が増えたことですし、1人で仕事をするコツを教えていただけませんか? まぁ、1人だとSNSやったりビール飲んじゃったり… サボっちゃいますよね! キャハハ」
小野寺さん 「まず、マンスリーとウィークリーで計画を立てます。 デイリータスクは、その日の朝に“何を何時にするか”を細かく決めてから取り組みます。 そうすることで、自分で自分に厳しく仕事を進められます。 その一方で、調子が乗らない時は週の中で仕事の内容をチェンジ!自分自身が心地良い状態をキープできるよう、仕事を組み立て直しています。 というのも、人様へお届けする洋服なので、できるだけ良い気持ちをのせて作りたいからです」
狂虎 「………」
小野寺さん 「私も、疲れたら休憩場所で甘いお菓子を食べますよ。 たまに… 高い頻度で(笑)」
大人のリラックススタイル
小野寺さん 「気持ちの面も含めて仕事は厳密に管理しますが、私が作る洋服そのものは楽チンなスタイルです。 イメージしているのは、育児や仕事などが一段落した後の“暮らしのベースが整った大人”が、リラックスして着られる洋服です。 長く着られて、ちょっとしたお出かけにも使えるものになっていると思います」
狂虎 「大人… ワタクシの精神年齢は未だに10歳未満です。 小野寺さんは、ずっとそんな(大人な)感じなんですか?」
色に夢中!
小野寺さん 「高校生の時は、帯広のライブハウスに通いつめていました。 進学先の札幌でも、ほとんどの時間をライブや音楽のある場所で過ごしていましたね。 そこで遊び友達もたくさんできて、ライブとファッションショーを組み合わせた企画なんかもやりました。 当時はボロボロの古着とのmixや、派手な色の服なども好んで着ていましたよ! 色に興味があって、人が着ていない色や面白い色に夢中で、色を使った仕事をしたいと感じていました。 こうして振り返ってみると、ファッションの好みはけっこう変化しましたね(笑)」
狂虎 「まさに青春!まぶしくて気絶しそうです。 そういえば、小野寺さんが現在挑戦されているクラウドファンディングでは、リターンとなるトップスに『1ポイントカラータグ』を付けてもらえるそうですね! しかも、その色は自分で指定するのではなく、小野寺さんからの質問に対する回答で決まるとか!?」
小野寺さん 「はい。1ポイントカラータグについては、ご注文の際に『今後どんな自分になりたいか?』を伺い、その内容に合わせた色を私の方で選びます。 そして、そちらを縫い付けて大切に仕上げたものをお届けする仕組みです。 これには、“一歩未来の自分に似合う色を身につけ、そこへ向けた変化を楽しんでいただきたい”という思いを込めました」
狂虎 「ふ… 深い!!!」
人口16万5千人ほどの帯広で、ファッションを生業に選んだ小野寺さん。 取材を通し、ファッションへの情熱をひしひしと感じました。そんなワケで… ワタクシは、小野寺さんが始めた↓↓↓オンラインでの挑戦↓↓↓を応援します!
【PR】クラウドファンディング「あなたに寄り添う服」 締切日:2020年4月28日
4月25日 10:00〜12:00 クラウドファンディング中の洋服の着用動画を配信予定! ●Sjundehimlen(ヒューデヒムレン) HP読者の皆様へ
オンライン取材&編集力に限界を感じた今回。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました♡
取材するのもされるのも読むのも、み~んな(?)なかなか大変かと思いますが… オンライン取材はやめません! シリーズ化しちゃいます! というワケで、オンライン取材のご依頼は狂虎まで♡
★狂虎はTwitterでも、やりたい放題だょ★