読者の皆さんは「焼肉」って好き?
もちろん、僕も大好き。
特に夏の暑い日の昼間に、炭火で肉焼いて、キンキンに冷えたビールと一緒に胃袋に流し込む…そりゃもう最高だ。
もし、そんなイベントがあったら?
もし、そのイベントでお肉が食べ放題だったら?
もし、そのお肉が鹿追牛だったら?
参加するに決まってるでしょ!
と言う訳で、今回は鹿追町まで足を延ばして参加してきましたよ。
その名も…
「太田祭り」。
実にシンプルなタイトル。
だが、一見、どんな祭りなのかは分からない。
早速、紐解くと、提供される食肉の生産者で、イベントの主催者が太田さん。
めっちゃ太ってて、金の指輪とネックレス、高級腕時計をチラつかせ、
「うちの肉、食いたきゃ食わしてやるよ」。
っていう感じの偉そうなおじさん…
…とは、全く違うタイプのイケメンだ!
太田さん 「JAの青年部が年齢的に終わってしまって、まだまだ仲間内で楽しいことを続けたくて。そんな事を仲間と集まった時に話していたら、『じゃあ俺たちで何かやろうよ』となりました。」
熱い!熱い男だよ、太田さん!
実を言うと、僕と太田さんは以前からお友達。
更別村のイベント「トラクターBAMBA」にも、一緒に出場した仲なのだ。
僕はこの「太田祭り」に参加して、もう3年目になるのだが、たしか例年は5月に開催されていた。前は朝採れのアスパラ焼いて食べたもんなー。
太田さん 「5月の緊急事態宣言を受けて、7月に延期しました。コロナ禍の影響もあり、イベントの規模も小さくしました。町の施設は飲食を伴うイベントは感染症対策で使えなくて、会場選びには苦労しましたが、どうしても開催したかったんです」
主催者側も色々と悩んだことでしょう。今日は存分に楽しませてもらいます!
早速、「太田祭り」を彩るイベントブースを覗いてみた。
鹿追高校の生徒考案のクッキー。乳製品製造時の副産物「乳清(ホエイ)」の有効利用法を考えた商品。
とかち鹿追ジオパークでは、ルーペ作りとキーホルダー作りのワークショップも。食後の子供たちが喜びそう。
中でも個人的に一番興味を引いたのがモリタコーヒーさん。
僕 「1杯100円ってこれまた随分安いですね」
モリタさん 「僕ね本業が消防士なんですよ」
僕 「な、何ですと⁉」
モリタさん 「珈琲の焙煎が趣味なんです。利益が出ると副業になってしまうので、原価提供させてもらっています」
僕 「面白い!今度改めて取材させて下さいっ。」
そして、太田さんの挨拶で後半の第2部がスタート。
「太田祭り」は第1部と第2部に分かれている。
合間に焼き台の炭の補充だったり、各所の消毒などが行われ、感染症対策もバッチリだ。
2015年に始まった「太田祭り」も今年で5回目。
残念ながら去年は開催がなかったから、今日は昨年の分も食べるぞー。
まずはお肉!
そして生ビール!
参加料には、生ビールチケット2枚が付いてくる。ちなみに生ビールは、現金でも購入ができ、驚きの1杯300円。
僕は、自前のタンブラーに注いでもらう上級テクニックを披露(ずっと冷えたまま!)。
じゃんじゃん焼くぞー。肉どーん!
美味しい!こりゃたまらん!
さらに肉追加だ! どんどん持ってこーい!!
※セルフサービスにつき、自分で取りにいきました
メインの焼肉の他にも「鹿追豚と鹿追産キャベツのちゃんちゃん焼きセット」がサービス。鹿追の「野沢菜の漬物」もサービス。各テーブルに届けてもらった。デザートにはカントリホーム風景のアイスも。大満足!
さて、気になる参加料ですが、
なんと!大人1名3,000円税込・90分お肉食べ放題。
子供料金もあり・未就学児は無料。
太田さんこれって利益無いんじゃ…
太田さん 「利益なんてはじめから無いよ。利益は度外視。利益を求めたらイベントは続かないよ。そもそも鹿追には、焼肉のイベントがなかったからね。集まってくれた皆が楽しく飲んで食べてくれたら、それで良いじゃん」
太田さん…最高だよ…(泣)
絶対また来年も参加させて頂きます!
ちなみに本techはお肉をパック5枚と、生ビールを4杯頂きましたとさ。
おしまい。
※参加申し込み及びお問い合わせは
Facebook公式ページからか、鹿追町商工観光課(鹿追町観光協会)へ。
https://www.facebook.com/shikaoi
人数制限ありますので、早めの申し込みを。(2021年度は開催終了しました)