事務所に籠っての準備作業は終わり、ようやく現場作業へ。
最後に打点用の釘を準備する。目立つようにピンクテープを巻いたものを数十本用意。
いざ現場へ
測量器械を設置する
現場へ着いたらまずは測量器械(トータルステーション)を設置する。観測者=器械を見る人と、ミラーマン=ミラー(プリズム)をもってウロウロする人に分かれて作業をする。
(釘を)打つべし!打つべし!
「20cm、器械」
「10cm、右」
トランシーバーから聞こえてくる師匠の声に従いひたすら釘を打っていく。徐々に腰が痛くなってくる。
アタリのラインを引く
釘を打ち終えたら、設計図で文字の幅等々を確認しつつガリガリと線を引いていく。ずっと中腰で作業しているため腰の辛さがマックスに。
石灰でラインを引く
石灰を入れてコロコロするやつ(名称がわからない)で、アタリに沿ってラインを引いていく。弧を描くのがなかなか難しい。塗りつぶしが必要なところは先生方にお願いした。
このあたりになると地上からでも文字がハッキリと分かる。「へ~、俺らやるじゃん」みたいな謎の自信が溢れ出す。
日頃から事務所に籠り、運動不足な人間にはなかなか過酷な作業の連続だが、形になってくるとかなり面白い。
撮影編につづく。