湖で乗る際に必要な道具は、以前紹介しているのでこちら↓を御覧ください。
※内容も少しずつブラッシュアップしております
さぁ、始めようか。
予備パドル
水上でカヌーに乗る以上パドルが必要なのは当たり前だが、川の場合は予備パドルを用意しておくと安心だ。うっかりパドルを流されてしまったり、障害物との衝突でパドルが折れてしまうと、カヌーのコントールが全く出来なくなってしまう。
また、予備パドルは画像のようにマジックテープなどで簡易固定しておくと、漕ぐ際にも邪魔にならずにストレスがかからない。
※予備パドルはすぐに外せる事が大事
ヘルメット
水面に出ている木や岩は遠くからでも目視で確認できるが、うっかり沈(転覆)した水中に偶然岩があり、それに頭部をぶつけて帰らぬ人…ということにならないためにもヘルメットは絶対に必要になる。
ヘルメットの形状は、「もし沈しても排水しやすい穴が多目のヘルメットがおすすめ」という記述を見たので、本来は登山用のヘルメットをカヌー用に代用している。
ドライスーツ(またはウェットスーツ)
北海道の川の水温のことを考えると、「低体温症」対策として体が濡れないためのドライスーツやウェットスーツが必要になる…が、高価だ。
今回は財布の中身の問題で手に入れていないので、ここでは「あったら良いらしいよ!」とだけ紹介しておくことにします。
浮力体(前・後)
前にも書いたが、私のカヌーは水が入り続けると終いには沈んでしまう。
だが、浮力体という浮袋を入れていれば、沈むまでの時間を稼くことができるので、その間に船内に溜まった水を掻き出すという対処が出来るようになる。
川下りの場合は、バウ(船首)とスターン(船尾)の2箇所に入れるのが一般的で、ホワイトウォーターと呼ばれる激流を下る際には真ん中にも追加して、3個必要になる。
ビルジポンプ
浮力体の項目で書いた「船内に溜まった水を掻き出す」際には、ビルジポンプと呼ばれる、船内の水を汲み上げ外に出すポンプがあると便利だ。
が、私の場合はお金をかけずに、車のウォッシャー液が入っていたペットボトルを加工して、排水スコップを自作して代用。
※これをやってるカヌー先輩がたくさんいたので丸パクリDIY
スローロープ(レスキューロープ)
落水者に投げるための救助用ロープ。 ドライスーツに続き今回用意しなかったもの。もちろんK君は持参していたが、助けられるのは間違いなく自分だな…ということで自分では用意しなかった。
だが、念のため浮力のあるロープを10メートル分用意したが、本物は投げ易いようにバッグが付いている。これも自作しているカヌー先輩を見つけたので、そのうちDIYしようと企み中。
※画像は数メートル分
さぁ、これで準備は完了。
そして、6月某日。
K君と私は十勝川に向かった。
(つづく)
ここでは十勝でひっそりとカナディアンカヌーを始めた記録をレポートしていきます
つづきはこちら
48.初!十勝川カヌーツーリング【動画付き】