先日始めた“ぼっちスポット”を紹介する企画が思いのほか好評だったので、すぐ第二弾をやっちゃう者です。毎度様です。
今回は、運が良ければ(?)“人間は自分だけ”というシチュエーションをたのしめる、ぼっち中級向けスポット『国見山自然観察教育林』をご紹介したいと思います。ふぁお~
それではさっそく、芽室町にある駐車場から入っていきましょ~!
駐車場の傍らに置かれている岩が気になる。岩と岩の隙間に何かいるはず…
アイヌの人々は、この山を『オソルシ山(豊かな食料をもたらせてくれる大切な場所)』と呼び、ここで生活していたのだとか。 『国見山』は、晩成社の渡邊勝が十勝平野を見渡せることから、その名を付けたそうですょ。
↓駐車場には、コース案内図が設置されていました。『展望台コース』などのコースが、いくつか設定されてるようですね~。ここは私有林ではなく国有林。というか、“豊かな自然”は一昼夜で育まれるものではありません。“あら、うっかり(植物にダメージ与えちゃった)!”なんていう事態を防ぐため、眼球が乾くほど注意事項を読み込みます。
注意事項をブツブツ噛みしめながら、『展望台コース』を進みま~す。
強風が吹き荒れていたこの日。『高所恐怖症』のワタクシは、強風&高さの洗礼を受け、登るほどに恐怖を感じ…… しかも急斜面ッ!!
ヨロヨロ ぜぇぜぇ…
ヨロヨロ ぜぇぜぇ…
『アズマイチゲ※』、『エゾエンゴザク』、『オオバナノエンレイソウ』などに慰められながら、登っていきます。
※『アズマイチゲ』もかわゆいが、浦幌町の名前が付いた『ウラホロイチゲ』が見たい!
す・る・と……
展望台に着きました~!
言いにくいのですが、葉が生い茂っていない状況でも“あまり展望できません”でした♡
木が元気にモジャモジャしてる方がいいので(?)、いいのさこれで。
展望はあまりできませんでしたが、ベンチが置かれていて休憩できるようになっていましたょ!ぼっちの方がベンチに座って、お弁当を食べたり読書をしたりしていました。←チラリと盗み見。じろじろ見てはいないデス。
ぼっちをたのしむ方の邪魔にならぬよう、ササッとスマートに(?)展望台を後にしたワタクシ。
その後しばらくは“真のぼっち”として、アイヌの人々が保存食にしていた『オオウバユリ』や、痛み止めに使える『オオイタドリ(大痛取)』を見つけたり…切り株にびっしり生えた『カワラタケ(かな?)』や、希少種『センボンキツネノサカズキ』の保護を訴える看板に興奮したりして、ぼっちタイムをたのしみました。
一見何も無さそうな足下にも、歩道に露出した木の根や苔、落ち葉がたくさんあってたのしい!
急にたのしくなっちゃっても、誰にも“なぜたのしいのか”説明せずに没頭できるのが、ぼっちの素晴らしいところ。
去年の『ホオノキ』や『カシワ』の葉が、とってもキレイな状態で残っていたので、じっくり観察!どちらも、食品を包んだりのせたりして使いますよね~。森ょありがとう。
柏餅食べたい…
お腹が減ってきたところで、駐車場に戻ろうとしたその時!
『ミズナラ』が多く見られる国美山だからこそ?『ドングリコース』が目に入りましたが、(疲れたしお腹減ったし)時間が無かったので(?)今回は見送ることにしました☆
去年のどんぐりが、木になろうとしている♡
そして……
はしゃぎ疲れてお腹が減った“ぼっち”虎を、桜が見送ってくれていました。
ぼっちサイコ~♡ 今度は『ドングリコース』行きたい!!!
●お問い合わせ
十勝西部森林管理署
Tel. 050-3160-5795
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