インク沼に堕ちそうな自分を必死に食い止める毎日。
「インク沼」とは
(主に万年筆用の)ボトルインクを明らかに使い切れないほど購入していたり、そのインクを使うためにさらに新しい万年筆を買いに行ったり、その帰り何故か新しいボトルインクが増えていたりする状態を指す。
そして万年筆ユーザは高確率で嵌りやすいという世にも恐ろしい沼。
#インク沼(Twitter)
十勝では見つけられなかったシリーズのインクを探しに足を運んだ大丸藤井セントラル(札幌)で、インク沼住民の救世主になるかもしれないアイテムを手に入れたので紹介したい。
エルバンから販売されているインクコンバーター付きローラーボールペン(¥1,296)。普通にありそうだが、意外とない「万年筆用のボトルインクを使用できるボールペン」である。
気に入って買ったはずなのに引き出しの奥に眠っているボトルインクの使用頻度を上げることが可能。さらにボールペンなので他人に貸しやすいというメリットまで!
↑カートリッジ(左)も付いているが、コンバーター(右)を使う
↑コンバーターでお気に入りのインクを吸引する。
※手が汚れるのはいつものこと(下手なだけ)。
↑ペン先にコンバーターを装着したところ。
さっそくノートに試し書き・・・かすれもなく驚きの書きやすさ!
安価であることに加え、悪い評価を先に見て正直全く期待していなかったこともあり嬉しい誤算。
強いて悪い点を挙げるならば、筆記中「ジッ」というペン先が引っかかる音がすることくらいか。
↑同じインク(色彩雫月夜)を入れたエルバンボールペン(一番上)と万年筆の比較。
インクの濃淡は万年筆の方が大きいが、濃淡がゼロというわけではない。
透けるインクが美しい透明なペン軸も眺めるだけで楽しめる。
せっかくなので、このペン用に似合う鮮やかな色のインクを買ってこようと思う。