『薪ストーブ』の話題がトレンドらしい…!
きゃ~ 流行に乗らなきゃ~
というワケで、“日本一寒い町”を抱える十勝に暮らし、実際に『薪ストーブ生活』をしているワタクシが、生々しいレポートをお届けしたいと思います♡ ふぁお~
【資料】狂虎が住んでいる 芽室町の平年値(気象庁データ) ←わりと寒いょ!
薪ストーブ生活の舞台
まずは、自宅周辺の冬の風景と薪ストーブを使っている様子をご覧ください。
我が家は、両隣に1軒ずつ住宅が建っているだけの森に囲まれた丘の上にあり、会社員の夫、小1の娘、ワタクシの3人で暮らしています。
ご近所の薪ストーブ率は90%を超えていて、夏場は丸太を切断するチェンソーの音が響き渡る中、焼肉の匂いが漂ってくるという、なんともヒ… ハッピーな環境に恵まれております。
この、コンビニより野生動物の方が身近※な地域で、大工をしたり、野菜を育てたり、薪ストーブ料理をしたりして過ごしています。
※一番近いコンビニまで、車で10分ほどかかる。
薪ストーブのおさらい
我が家の薪ストーブは、JOTUL(ヨツール)の『F602』という機種です。
- 【JOTUL F602のスペック】
- 放熱形式 輻射式
- 最大暖房面積 30坪
- 最大出力 8.5kW/hr
- 燃焼効率 73%
- サイズ W320×H640×D540 mm
- 重量 78㎏
こちらの薪ストーブを、吹き抜けになっているリビングダイニングの1階に置いています。
我が家の場合、床面積は平均的な広さ(38.5坪)※なのですが、壁が極端に少なく建物全体でワンルームのような構造になっています。
1階の薪ストーブが家中を暖めてくれるので、基本的に他の暖房器具は使っていません。
ちなみに、高断熱・高気密設計の我が家。省エネで助かるのですが、“うっかり”手順を誤ると薪の燃焼に必要な空気が足りない事態となります!
これまで、不完全燃焼を起こす事件を2回ほど経験しました(2回とも犯人はワタクシ。完全なる人災テヘペロ)。
そんなワケで、薪ストーブを焚く際は換気システムをすべてOFFにし、窓を少し開けてから着火しています。
※北海道の土地付き注文住宅の平均床面積は、約35坪
薪ストーブのお値段
薪ストーブを長く安全に使用するためには、↑このように“煙突がまっすぐ立ち上がっている”ことが理想的だと言われています。
平屋ではなく2階建ての我が家… この煙突がお高かった!!!キェーッ!
ここから先は、生々しい数字↓にご注意ください。※R-30
薪ストーブ + 煙突 = 840,000円
背面のタイル(札幌軟石)貼り + 煙突工事 = 300,000円
↓他メーカーの『最大暖房面積』が同程度の機種も調べてみたので、ご興味のある方はご覧くださいませ。
※注意:工事費用は含まれません。
また、快適♡薪ストーブ生活を始めるには、様々な(お金がかかる)アイテムが必要となります。その一部をご紹介いたします。
この他、薪を室内で一時保管する※ための『ウッドストッカー』や、ガラス部分に付いた煤を取り除く専用の薬剤なども必要です。
個人的には、『ファイヤーブラスター(火吹き棒)』や『エコファン(空気を撹拌する道具)』の必要性は今のところ感じておりません。
※薪を使用する24時間前に暖かい室内に取り込んでおくと、燃焼効率が良くなる◎
たかが薪、されど薪
ところで、現代の生活において『薪』に親しむ機会はどれほどあるでしょうか?
…ほぼ無いよねッ!
切ったばかりの薪は、水分を多く含んでいます。水分が多いと、本来、熱に変換されるエネルギーが水分を蒸発させるために使われてしまうので、ムダが多くなってしまいます。
“ゆとり”はすき♡だが、“ムダ”は憎んでいる(怨)
“使える暖房熱”のためには、雨が除けられる風通しの良い場所で、1~2年乾燥させる必要があるのです!↓“使える暖房熱”を生む質の良い薪◎というのは、つまりこんな感じです。
そして、質の良い薪であっても、一冬越すにはそれなりの量と保管スペースを確保しなければなりません。
着火時に重宝する『焚き付け(燃えやすい木っ端)』は、薪ストーブ横の窓からすぐに掴める場所↓にストックしています。
厳しい冬を乗り越えるために、大量に必要な薪…
調達については、薪ストーブの販売店に相談するのが近道です☆森林組合や製材所から入手できる場合もありますが、ホームセンターの薪は割高なのでおすすめしません。
【購入する場合の薪のお値段】
60,000~70,000円(10~3月の6か月分)
煙突掃除
『煙突掃除』は、まだやってませんw
やってないので言えることはあまりありませんが、「なんでも燃やしちゃえ♡」というスタンスで、可燃性のあらゆるものをガンガン燃やしたり、質の悪い薪を大量投入したりしていると、煙突がソッコーで詰まるそうなので、お気を付け下さいませ♡
そんなワケで、今回は生々しい数字を中心にお伝えしましたが、皆さまどう思われたでしょうか?(…どうもこうもないわな)
ワタクシは、今年の冬も『薪ストーブ料理』をガンガンやりたいと思っています♡ ふぁお~
つづく
★狂虎はTwitterでも、やりたい放題だょ★