しかし嘆き悲しんでも過ぎ去った夏を取りもどすことはできないのであります。
ならば、冬を大いに楽しんで、やがて来る春を待とうではありませんか!
季節は巡る、そう冬は春の序章に過ぎないのです。
とはいえ冬はダンテ、神曲の天国編なみにつまらないですが......
退屈な冬に外で遊ぼう企画!
エクストリーム雪板!スノーシューで山を登って(転がって)滑って降りて来ようじゃないか!
と、言うわけで先ずは肝心の雪板(スノートイ)の製作から
スタートだよ。
えっ!そこから?
はい。ニッチですから?
ところで、トカチニッチのライターでカヌーに乗っている方がいるんですけど
雪山をカナディアンカヌーで滑らないかな?
楽しい映像が撮れそうなんだけれど。
ダメ?w
転覆するところを360度撮れるGoPro積んで撮影したら面白い絵が撮れるのに........
バラエティー的に。
雪板とは簡単に言うと雪上サーフィン!
木やべニア板をスノーボードの様な形に整形して水性のニスを塗って
デッキに滑り止めを貼った簡単なもの。
スノーボードのようにビンディングやブーツは必要ないので
お財布にも優しい遊びです。
無垢材から削り出す方法と薄いべニアを積層して作る方法が
あるそうですが
無垢材だとソリを付けるために茹でるか蒸して整形するため
設備が大変なので今回はべニアを積層して作ります。
その場合はスノートイと呼ぶようですが、ここではすべて
雪板と呼びます。
ちなみに筆者はスノーボードの経験は全くなし!
横浜時代、誘われて何度かサーフィンに挑戦しましたが
パドリング専門で一度も波に乗れなかったほどには上手ですよ?
丘サーファーではないはず!丘マイラーではありますけれど。
自転車に乗れるバランス感覚があれば大丈夫ですか?のれますか?
そういえばサーフィンに誘われて鎌倉の海に行った時の話ですが。
波がほとんど無くパトリングで海をパチゃパチゃと進み
このまま太平洋を渡ればロスかな?などと考えながら遊んで
波間を漂って、人生を流離っていたこの後
驚愕の事件が起こる事になろうとは夢にも思いませんでした。
ふと頭をあげると思いのほか岸から離れていたのです。
言い知れぬ不安が沸き上がり岸へと取って返しますが
なかなか進みません。
流されている......!!!
このままでは遊泳禁止の虎杖浜でサーフィンボードに乗ったまま
流され数時間後に地元漁民に助けられたB君の二の舞になると
底知れぬ恐怖が湧いてきました。
このままではヤバイ!そう思った私は
わりと本気で腕をグルグル回しやっとのことで岸にたどり着きましたが
海岸にいる人たちが驚嘆の面持ちでコチラを見ていました。
いやー。俺様ほどの体力があればあの程度の距離をパドリングで
戻ってくるぐらい造作もないぜ!的にクールを装い
すまし顔で仲間の所に戻ると、皆ビックリした顔をして大丈夫か?
と言っているので。
オイオイお前らもかよ。大した事ないって!
なんだよ、やっぱり今日も俺が主役か?と思っていると
血が出てるぞ!
えっ?血?
慌てて視線を自分の体に向けると両乳首から二筋の血が流れていました。
どうやらデッキパッドのザラザラに擦れて切れたようです。
わりと重症だったので絆創膏を両乳首に貼りましたが
人目を引くようで、ビーチの主役に躍り出ました!
忘れようとしても思い出せない甘酸っぱい思い出はおいといて。
さて、本題!
はい。そこ!やっと本題?とか言わない!
先生意地になって枕で記事一本書いちゃうよ?
ホームセンターで必要な物を買いそろえ
先ずは冶具を作ります。
予算は何枚重ねにするかで多少変わりますが1000円程度のべニアが
数枚とニス、紙やすり木工用ボンドもろもろで一枚作るのに
6000円位で出来ると思います。
道具から揃えるとなると......近くの木工所を探した方が......
ツーバイフォー材でサクッと冶具を作りべニアを乗せ全面に
木工用ボンドを全面にヌリヌリしてはべニアを重ねていきます。
体重に合わせて4~6枚程度。
べニアを密着させるために、木ネジをべニアの周囲にねじ込み二日程乾燥させ接着を
待ちます。
わりと時間がかかるので速乾のボンドは使わないでね。
好きな形に墨を引いたらジグソーで形を切り出しサンダーで形を
整えます。
これで板の完成です!
この後、グラフィックを描いたり描かなかったりしてニスを塗り、デッキに滑り止めを施せば完成となりますが
今回はここまで!
そして余った端材で小さなボードも作ります。
小さい?子供用かな?
直進性を出すためにトリマーで溝を掘ります。
綺麗に溝が彫れましたね。
はい。正解!
ファットバイクの前輪に括り付けます!
いやもう、危険な匂いしかしない......
以前、ロードバイクで下りコーナーを攻めて落車、一か月の病院送りに
なった記憶がまざまざと蘇ります。
怖いねっ!
そう、賢明な読者の皆様はお気づきだろうと思いますが
フロントのブレーキが消滅したのです。
急斜面でのリアブレーキなど気休めにしかならないのです。
まさに暴走超特急!止まることを許されないカサンドラ、クロスなのであります!
色々な意味で冬が楽しみですね。
お友達の分も含めて大量生産中!
というわけで「後半に続く!」と思うよ!
じゃーねー!