あれ?こんな所になんだろう?
東屋?
それにしては影が長い。長すぎる。
近くにある木を見ても、それより幾分長い影が確認できる。
つまりかなりの高さのある構造物だと推測できた。
特徴的な屋根で背の高い建築物。
私の頭の中にはある建物が鮮明に思い浮かんだ。
(著作、権利関係があるからね。私の適当な画で我慢してください)
いや、まさかね。
テラス?まで写っている。。。。。。
いや、でも、これは間違いないのでは?
するとここはムー〇ン谷なのか!
谷というよりは丘の上だし。
そいうえば埼玉にム〇ミンバレーパークが出来たと聞いたが、いつの間にかトカチにも?いや、本物の可能性も捨てきれないだろう。
なんせ相手はトロールという妖精なのだから。
これは確かめに行かねばなるまい。
問題は何で行くのかという選択なのだが、徒歩で行くには少し遠い。
自転車?ではロードバイク?いや砂利道らしいので、MTBかファットバイクだな。
砂利道だが比較的道が良さそうなので今回はMTBで向かう事にする。
アポ無しだけど〇ーミン屋敷は「いつ何時、誰がお客様でも受け入れる!」
って言っているらしい?のでとりあえず出発します!
所でアニメーションの「〇ーミン」といえばやはりこれ!
今見てもいいねチャンプルまたやればいいのにって
違う!そうじゃない?
失礼しました。フィンランドの方の奴ですね!
わかります、わかります。分かってますって。
みなまで言うなって。
十勝川温泉を過ぎトカチが丘のハナックを横目に見ながら
急坂を頑張って登っていきます。
トカチが丘展望台を通り過ぎしばらく砂利道を進むと
「↗ オサルシナイ林間広場」の駐車場に到着。
思えばここで引き返していればあるいは違う結果になったかもしれませんがタラレバの話をしても詮無きこと。勇気を出して進みます。
林間広場の道を挟んで向かい側にひっそりと広場があるので、行ってみると作業員の絡みつくような視線が印象的だった。
車は入って行けないようだが自転車で進むも特に注意を受けなかったので特に禁止ではないのだろう。
しかし、ふと振り返るとどこかに連絡していた。
監視されているのか?
一歩山道に踏み込むと今までの天気が嘘のよう。
行く手を阻むように空が暗くなってきた。
急な坂道を上がるうちどうやら天候も回復してきた。
おっ!頂上付近にムー〇ン屋敷の様な屋根が見えてきた!
やはりあれはそうなのか?
はやる気持ちを抑えてさらに近づいてみる。
どぉーーーーーん!
あれ?外壁が無い?
強風か何かで飛ばされたのか?それとも建設途中で放棄しなければならないほどの緊急事態に見舞われたのか?
そしてこの、
チョット狂気を感じるほどの立ち入り禁止のグルグル巻きはなんなんだ!
何かを封印しているのか?絶対に入らせないとの意思を感じる。
その時!後ろの林から物凄い視線を感じてとっさに振り返り眼を凝らして見るも、なにも見えなかったので、何となく写真を撮りとってみた。
特に何も映っていないようだ。
しかし、恐ろしい気配が近づいてくる気がして怖くなったので、目的を果たしたことだし追われるように下山することにした。
あのままあの場所にもう少し長く滞在していたら、もしかしたら危険な目にあったいたのでは?という漠然とした不安を抱えながら坂道を結構なスピードで下ったが後ろのコーナーの先に恐ろしい気配を常に感じていた。
しかし、広場につく頃には恐ろしい気配は消えていた。
マウンテンバイクなので凄いスピードで下ってこれたが、これがもし徒歩なら、あの恐ろしい気配に追いつかれて何か恐ろしい目にあっていたのではないかと思うと、今でも背筋の凍る思いがする。
結局謎は何も解明されなった。
けれど機会があったらまた改めて調査隊を結成して謎の解明をしてみようと思う。
という訳でいかがでしたか?オサルシナイの山中に謎の展望台があるんですね。前から自転車仲間とは数回訪れていて上にも上れたんですけど、今は階段が朽ちかけていて危険なので立ち入り禁止みたいです。
場所はこの辺ね。
徒歩だと下の広場から20分位で登れるので興味のある方はくれぐれも気を付けて行ってきてね。
ただ、立ち入り禁止かどうかは確認していないので自己責任でどうぞ。
もしかしたら熊や謎の生き物もいるかもしれないからね。くれぐれも気を付けて。
じゃあまたねー。
追記
読者様からの情報によりますと2019年末に展望台も林間広場の
建物も解体されちゃったようです。