10月14日は『鉄道の日』だそうです。
そんなワケで、『鉄道の日』に実施された※新得町商工会主催の『北海道拓殖鉄道開線90年・廃線50年を辿る遺構バスツアー』に参加してまいりました! ふぁお~※『鉄道の日』とツアー実施日に関係があるのかどうかは謎であり、正直そこはあまり気にならなかったので、確認しておりません♡
北海道拓殖鉄道
北十勝に6,000戸約120万坪の入植事業を進める開拓計画のために建設され、新得駅と上士幌駅を結んでいた。1928年(昭和3年)12月15日開業。1968年(昭和43年)10月1日廃止。
晴天に恵まれ、絶好調でスタートしたこのツアー。
なんと!募集人数30名に対し、45名の参加者が集まったそうですょ。
↓JR新得駅で集合!一眼レフ所持率高し。
“本物”の乗車券や『okちゃん』クリップ(?)のお土産付きで、参加費2,000円。約5時間のツアーで訪れた場所は、以下の通りです♡
- 新得駅(集合場所)
- 南新得駅跡
- 屈足駅跡
- 熊牛橋梁跡
- 鹿追町緑町公園
- 瓜幕駅跡
- 東瓜幕駅跡(ほぼ痕跡無し)
- 中音更駅跡(ほぼ痕跡無し)
- 橋台コンクリート
ルートはこちら
それでは、どんどんご紹介していきたいと思いま~す♡
●南新得駅跡現在は北海道拓殖バス新得営業所の敷地内にあるこちらの建物。一度焼失してしまったそうで、建て直されたのだそうです。
↑下の画像が、焼失前の姿(涙)
●屈足駅跡一瞬迷子になり、関係者が総力を挙げて見つけ出した屈足駅跡。駅舎の痕跡はほとんどなく、住宅が建っていました。
迷子になって多少ザワザワしたことなど気に留めなかった我々は、“被写体”を前にした途端、ほぼ全員が夢中で撮影していましたょ☆画像一番下のカメラを構えていらっしゃる男性は、朝4時半に苫小牧を出発して参加されたのだとか!このエピソードだけで、熱意が伝わってまいります。
まっすぐ延びるこちら↓の道路は、かつての屈足駅前通りだったのだそうです。
ツアーの参加者であり、1951年(昭和26年)に北海道拓殖鉄道に入社後、廃線まで車掌を勤めてこられたこちら↑の男性が、当時の様子を鮮明に記憶していらっしゃいました。
この方がいなければ(我々は迷子のままで)、屈足駅跡には辿り着けなかったかもしれません。ありがとうございました!
トンネルの中を自動車が、上を線路が走っていたそうです。
下の画像は、2年前に撮影した反対側の様子です。今は、もっと崩れているかもしれません。
●鹿追町緑町公園1928年(昭和3年)9月製造の8622が展示されていました。国鉄8620形と同型機なのだそうです。
連結器は外国製で、当時は珍しかったのだとか。
こういう、タフな作りのガチャコンッ!!!って感じ… いいなぁ~♡すきだな~♡
●瓜幕駅跡瓜幕駅跡は、『記念広場』として整備されていました。この日は、近くに住む子ども達が元気いっぱいに走り回っていましたょ。
そして……………
↓↓おわかりいただけるだろうか↓↓
上の画像中央のコンクリート(に見えなくもない塊)から、下の画像の川を越えた所まで、鉄橋が架かっていたそうです。
おわかりいただけただろうか……
こんな感じで、ツアーは終了☆
紅葉シーズン真っ盛りで激混みだった『新得そばの館』でランチして解散しました。たのしかった~♡
つづきはこちら↓
倒木直撃!旧国鉄士幌線『五の沢橋梁』
おねがい
北海道の歴史を物語る鉄道。このテーマを扱うにあたり、造詣が深く鉄道愛に溢れた諸先輩の存在をビシビシ感じ、大変緊張しております。
まちがい、とんだ勘違い、補足が必要な部分などございましたら…
(どうか、やさしい口調で)ご指摘いただけますと幸いです。
★狂虎はTwitterでも、やりたい放題だょ★